11月26日、蜜柑は家庭科室を借り何かを作っていた
「出来た♪此れで明日棗に会える」
何かを作るにあたり邪魔になるので
一週間棗から逃げていたのだ
何としても今日までに作り上げたかったのだ
だって明日は――――
「棗の誕生日やもんな♪」
祝福〜人生で一番大切な日〜
「棗♪」
「……」
(不機嫌)
「なっ棗」
「……何だよ(怒)」
「おっ怒ってるん?」
「ああ……で?何の用だ?」
「えっと今日は棗の誕生日やろ」
「で?」
「で?ってなぁ……まあええわ…はい此れ♪誕生日おめでとう♪」
「蜜柑」
「えっ?」
ガシッ
「えっ!?」
「来い…テメェ(激怒)」
ズルズルと引きづられ連れ去られる蜜柑
蜜柑の運命や如何に
「ちょっ//////なっ棗//////」
「良いだろ♪一週間逃げられたんだ(怒)」
「お願い機嫌直して」
「嫌だ♪コレは有難く貰っておく」
「なら離して」
蜜柑は今棗の腕の中
先程からキスされまくっている
「だから……それも嫌だ」
「なっ//////」
「一週間のお預けと俺の誕生日と言う事で(ニヤリ)」
悪魔の微笑を浮かべた棗に
「嫌――――――」
と叫ぶしか出来ない
えっ?蜜柑がどうなったかって?
それは想像内に留めてください♪