「相変わらずですね……貴女は……」

「何がだがね?」

突然何を言い出すんだこの男

ちなみに今は月末報告に来ているのだ

なので他の関東のメンバーは勿論

自分も含めてその他の地域の者達もいる

東京都内の某所である

なのにこの男は

疲れているのか何なのか

「素敵な男装の麗人っぷりで♪しかし今私が気になっているのはソコではありません」

ゴロゴロゴロッ

東京が勢いよく立ち上がったためにコロ付きの椅子が転がっていった

しかし

「落ち着くがね!!!取り敢えず……」






「その手に持ってるメジャーをしまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「嫌です(キッパリ)」
「目を輝かせながら言うな(焦)」

なんとなく身の危険を感じるため

「逃げるが勝ちだがね!!!」



ちなみにその攻防戦を見ていたほかのメンバーは

「何してんだか……」

と思っていた

「それにしても本当にどうしたんでしょうね?ねぇ神奈川さん…あれ?」

「神奈川なら岐阜達に泣きつかれて後追ってたべ」

「東京さん命ありますかねぇ」

「さあな」




一方この二人は

「いや…変わってないから!!!」

「そうでしょうかねぇ」

因みに何をしようとしてるかというと

愛知が抱える名古屋港は輸出の実に6割を占めている

どこの国もそうだが輸出額というのはその国にどれだけお金が入るかというのを表している

つまり経済の要といってもいい

6割りも占めてる愛知の経済というのは目安ともいえる

因みにそれを表しているのが胸だ

大きければそれだけ発展しているといえるし
逆に小さければそれだけ落ち込んでいるといえる

つまり胸囲を測ることは経済が上向きなのか下向きなのかを知る上でとても重要なので
首都である東京がそれを測るのは至極当然の事だし勿論愛知だって解っている

がしかし

仮にも愛知は女であり東京は男だ

しかもあの時は大勢その場にいたのだ

2人きりでも恥ずかしいのに大勢の前でなんてさらに恥ずかしくてたまらない

しかも正確に知るため必ずヌードで測る

1番の問題は実はソコだ

まだ○○のコスプレという遊びならいいが

最近セクハラ行為があるような

と愛知は感じてるのだ

東京曰「男のロマンです」

だそうだが……

「とにかく月末でもありますし測りましょう」


「うっ…解ったがね……」

愛知は観念して上だけ脱いだ

だがいっこうに測ろうとしない

「はっ早くするがね//////」

「はいはいっ(真っ赤にしてなんと可愛らしい)」

「ひゃっ!!」

「おやっ!?冷たかったですか私の手」

(しかし解ってるんでしょうか)

恥ずかしさで真っ赤にしたり反応したり

それが男を誘う行為だという事を

(まぁ解っていなくても仕方が無いでしょうが)

仮にも三種の神器の1つ草薙の剣を御神体とした熱田神宮のある土地である

きっと男に肌をさらすという事も無かったであろう

ずっと格別の土地として大切にされてきたのだから

今はどうしたってそういう意識は薄いが

(少しくらい…)

そう思ったとき

「東京!!うちが風邪引くがね早よ測って!!!!」

「そうだな早く測れ!!!」

「「!」」

二人が驚くのも無理は無い

そこには神奈川と刃物をしっかり持った岐阜がいた

「はいはい解りましたよ……おお!!○cm!!!増えてますよ♪」

「じゃあ着るで」

「でもどうして岐阜と神奈川が一緒に?いつもなら「キラキラしてる」って言って近づきもしないがね」

「ぎふぅ(東京に変な事されてないか心配だったの)」

「そう有難う」

((解るのかよ!!))

愛知は納得した岐阜の身長では到底追いつけない

だから怖いがいざとなったら車も出せる神奈川を選んだのだ


「じゃあ東京神奈川先戻ってるがね」

「「ああ」」

そう言って何時ものように岐阜を乗せ戻っていく

「で?」

少し間を空けて神奈川が問いかける

「?」

「お前…愛知がああ言わなかったら何してた?(微怒)」

「…なぜそんな事聞くんです?」

「別に…ただ何となくだ……」

(怒ってる感じがしたのは気のせいでしょうか?…それとも…)


ただ東京はその疑問は言わない事にした





おまけ

「東京さんが無事なのは良いことですが///」

「どうした埼玉顔赤いべ♪」

「しっ仕方が無いじゃないですか/////」

「良いなぁ東京すっげぇ得だべ♪」


実は途中から東京神奈川愛知のやり取りをばっちり聞いてた千葉と埼玉でした