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●CKD(慢性腎臓病)の定義
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●新しいCKD重症度分類(KDIGO 2009)
KDIGO Controversies Conference 2009 にて新しいCKD重症度分類が示された.
現在のeGFRによる重症度分類では,必ずしもリスクの層別化が十分できてはいない.
今後,CKD患者を原疾患,eGFR,尿蛋白量により層別化して,
リスクの高い糖尿病性腎症,腎硬化症患者への医療資源の投資を集中的に行い,
CKD患者の腎不全,心血管病への進展を効率的に抑制することが必要である.
(Levey AS : Kidney International 2011)
CKD eGFRステージ3 を前半と後半にわけ、それぞれ尿蛋白量(アルブミン(蛋白)尿)の程度で分類。
色が濃くなるに従って予後が不良となる。
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●eGFR(推算糸球体濾過量)計算式(成人の場合)
eGFR計算式は、日本腎臓学会プロジェクト「日本人のGFR推算式」より2008年3月に発表された新しい推算式です。
(age:年齢、Scr:血清クレアチニン値、*:掛け算、^ :べき乗、 eGFR単位:ml/min./1.73m2)
eGFR(男) = 194 * Scr^−1.094 * age^−0.287 eGFR(女) = eGFR(男) * 0.739
◇CKDと合併症との関連について
慢性腎臓病(CKD)は、心血管疾患、脳血管疾患の独立した危険因子であることがわかってきています。※ 生活習慣病に関連する すべての疾患は、腎臓病に関係があります。
◇GFR推算式が適応できない状態があることに留意してください。
●急速に腎機能が変化する状態(急性腎不全)
●年齢(小児、超高齢者)や体格の異常(極端な痩せ又は肥満)
●筋肉量が異常(運動選手、栄養失調状態、筋肉疾患を有する人、下肢切断患者など)
●クレアチン摂取異常(クレアチンサプリメント常用者など)
CKDを早期に発見し、早期の病期から積極的な治療管理をしていくことが重要であり、透析にまで至らないように、心血管疾患の発症を抑えるうえでも、CKDが広く一般の方へ認知されることを望みます。