分子生物学−タンパク質合成(翻訳)
翻訳について概説できる
→翻訳は、mRNAのコドンに従い、アミノ酸と結合したtRNA(アミノアシルtRNA)が、
次々に自分の持っていたアミノ酸を結合していき、ポリペプチドを作ることである。
この過程はリボソーム内で起こる。
翻訳の開始を説明できる
ポリペプチド鎖の伸長について説明できる
翻訳終結について説明できる
→開始
@ P部位でコドン「AUG」(開始コドン)と
(アンチコドン「UAC」の)メチオニル-tRNAMetが結合。
→伸長(ABを繰り返す)
A コドンに従い、A部位でアミノアシルtRNAが結合。
(この場合は、コドン「UCC」に従い、セリル- tRNASerが結合。)
B A部位にいたアミノアシルtRNAがP部位に移るとともに、
ペプチジルトランスフェラーゼにより、P部位にいたアミノ酸とペプチド結合を形成。
→終結
C 終止コドンがA部位にくると、P部位のtRNAがポリペプチドを切り離す。