| 比々多神社から矢倉沢往還 |
| 伊勢原市 |
| 比々多神社(ひびた)は正式には相模国三ノ宮比々神社という。登山の疲れが抜けずそんな時選んだのがここだ。家からは手ごろな距離にある。これまでに何回か訪れている。いつもの通り246号線を西に向かう。この時期になると、今までボーとしていた山々が、新緑の緑が増すにつれそのコントラスが鮮やかになってきた。いよいよ桜の季節が終わり新緑の季節になった。 「工業団地入り口」の信号を右折し東名をくぐり、すぐを左折して道なりに行けば比々多神社が目に入る。 |
比々多神社の境内は桜が満開 |
| 境内に入るとまずこの見事な桜が目に入ってきた。丸みと重量感がある桜でちょうど居合わせた人に聞いたらぼたん桜というらしい。ちょっと時期が遅いかも知れないが見事なものだ。もう2,3日過ぎれば散り始めるだろう。グッドタイミング。神社の隣にもみごとなぼたん桜が何本か今を見ごろに咲いていた。しばらく境内の静寂の中に身をおきボーと過ごす。 このあと先ほどの612号線にもどり「太田道灌の墓」に向かう。以前から一度は見ておきたかった歴史上の人物のお墓である。山王中学の横を進めばすぐに見つかった。 |
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| お墓はきれいにはき清められていて気持ちよく、敷地内の山吹の花が目に鮮やかだった。 | |||
| 今日はこのまま戻ろうとしたがいまいち物足りず、地図を広げあれこれ行き先を探す。 そうだ以前から行ってみたい場所がこの近くにあったんだ。それは矢倉沢往還だ。先輩達ののレポートで大変評判がよかったので一度はどんなところか確かめたかった。そうと決まれば早いもの、246号線に戻り桜坂の信号を目指す。あっという間に信号に着き左折し坂を下る。最初の信号を右折し進み東名をくぐる。 桜通りと呼ばれるしゃれた通りを進む。やがて通りは右にカーブを切り「坪ノ内」の信号の一本手前の細い道路に左折して入っていく。その前に左折する「ゆうひ坂」があるので間違えないようにする。 |
| 道はすぐに二手に分かれる。看板に沿って左側の道を入っていく。すぐに急坂になり思わず自転車を降りてしまう。 自転車を引っ張って行くとやがて緩やかになるので又こぎだす。 |
| 舗装されている道もやがて土道になる。今日はぬかるんでいなかったがそれでも多少走りづらい。 |
| 246号のすぐ隣にこんな静かな道があるとは驚きだ。本当に山道を走っている感覚になる。この気分を味わいつつゆっくりゆっくり先に進んで行く。行き交う人もいず静寂そのものだ。これで隣の246号線からの車の音が聞こえなかったら最高なのにな。 |
| 土道は砂利道になったり轍の跡がくっきりついたりしていて走りにくいところもある。勾配もだんだんきつくなる。 やがて行く手がぱっと開け畑の中に道が入っていく。木の橋をちょっと渡り自転車をひっぱって行けば道は246号線に出る。わずか2キロの道程だったが気持ちのいいコースであった。 |
| ここは「新善波トンネル」の手前に当たる。ここから一気に坂を下り帰途に着く。坂の途中で下から上ってくるサイクリスト何名とすれ違う。必死の形相で自転車をこいでくる若者とすれ違い、思わず「がんばれよ」と一声かけてしまう。 今日通った矢倉沢往還は本来の街道のほんの一部分である。→ こちら |
| 2005.4.23 |
おすすめ度 ★★★★★
(5★満点)
| 番外 |
| 矢倉沢往還(現地案内板より) この道は奈良時代に開かれ、箱根越えの東海道が出来るまで官道の役割をして いました。江戸時代には裏街道として賑わい伊豆・沼津から足柄・秦野・伊勢原・ 厚木・荏田を経て、日常生活に必要な炭・わさび・干し魚・茶、それに秦野のたばこ などが馬の背で江戸へ運ばれ、人々に矢倉沢往還(矢倉沢街道)と親しまれてい ました。また、大山、阿夫利神社に詣でる道ということから大山街道の名でも親し まれていました。 環境庁・神奈川県 |