博多人形師・伝統工芸士
       稲富昭満
     (いなとみあきみつ)
人形の内に秘められた思いと、
土のもつ暖かさを引き出す事に
明け暮れている、この頃です。



              博多人形師 稲富昭満 仕事と活動  

             博多人形の出来るまで・・・。
          ある日の制作風景。
             相撲人形「雷電」を制作。  
             神社仏閣の神仏像や部品を修理・修復。
            学校などで人形制作を指導。

            「なまはげ」を秋田県男鹿市に設置。  
  

           
           
         

       博多人形師稲富昭満   
  工房 福岡市早良区早良6丁目18−50
     TEL/FAX (092)804−5906
           
        (あきみつにんぎょう)
           
                                     内閣総理大臣賞受賞             



                           博多人形の由来

博多は、昔から東アジア文化の影響を受け、博多織りや博多人形といった工芸品にもその影響が
みられます。
素焼きの人形を愛でる習慣は、発掘調査の成果により約800年前(鎌倉時代)博多や鎌倉の架橋街や
寺社から始まったことがわかりました。
1600年(安土・桃山時代)黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人達の中から
素焼き人形が生まれ現在の伝統工芸の下地がつくられたといわれています。
江戸時代後半に正木宗七(宗七焼)や中の子吉兵衛や白水武平といった名工達が活躍して業界は
活況を呈し、全国に流通するようになりました。
明治になりパリなどの国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する人形として「博多人形」の
名で知られるようになり、海外へも輸出されるようになりました。
現在では100名近い作家達が、伝統を活かした作品を制作しつづけています。

博多人形商工業協同組合 福岡市博多区奈良屋町4番16号 tel:092-291-4114 fax:092-291-800