羽前白梅純米吟醸俵雪山田錦・雪化粧(PHOTO8297.JPG - 207,145BYTES)

『羽前白梅 純米吟醸 俵雪 山田錦・雪化粧』の画像です。いっしょに写っているのはトムくんです。

山形県 羽根田酒造株式会社
1800ml 2,940円(税込)

『俵雪』はおそらくこの蔵の看板商品だと思います。まず、原料米の違いによって3バージョンあります。まず、ここで紹介している麹米「山田錦」掛米「雪化粧」のもの、山形県の酒造好適米のエースとなった感のある「出羽燦々」全量のもの、そして人気の酒米「亀の尾」全量のもの。更に出荷時期によって「しぼりたて(生原酒)」で出荷されるものとほぼ1年熟成させてから出荷される「秋あがり」の2タイプがあります。そして、「山田錦・雪化粧」の「しぼりたて」は、「にごり」「上澄み」「無濾過」「素濾過」と上槽後の日数や濾過方法の違いによる細かなバージョンが用意されています。
「にごり」は上槽(ここは昔ながらの槽で搾っています)の翌日か翌々日のまだにごりのある状態のお酒を出荷したものです。「上澄み」は上槽から4〜5日経って「滓」がほぼ沈殿した状態のお酒です。よく見ると若干にごりがある状態です。「無濾過」は「上澄み」の状態後更に1〜2日おいて、完全に「滓」が沈殿した状態のお酒です。ここまでの3種類は濾過を行っていない無濾過での出荷です。最後の「素濾過」のみ濾過を行ってからの出荷です。ただし、この蔵では炭素を使った濾過は行っていないとのことなので、それを表現して「素濾過」と言っているのでしょう。
写真のお酒は「無濾過」バージョンのもので、にごりは全くありませんでした。生原酒になるのでしょうが、濾過(特に炭素濾過)を行っていないにもかかわらず、生老香が全く出ていないのはこの蔵の実力の証明だと思います。フルーティな香と豊かな味わい、強い酸味による切れの良さのあるお酒です。生酒なので冷蔵庫で冷やしていたのですが、呑み始めはやたら酸が気になる味で、ちょっと呑みにくい感じですが、室温になじんでくるにしたがって、酸味と他の味わいとのバランスが良くなってきます。呑む直前に冷蔵庫から出すのではなく、しばらく室温になじませてから呑む方が言いお酒です。

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