Mac OS X Server10.2.3--Tomcat
Tomcatの起動はいたって簡単。
サーバ設定→インターネット→Webサービス→Webサービスを設定で、以下のダイアログの
「システム起動時にTomcatを開始する」をチェックしサーバを再起動する。


デフォルトのポートは9006
http://localhost:9006/ 
ルートは→/Library/Tomcat/webapps/ROOT/index.html

Apacheとの連動もすでに設定されているので、 
http://localhost/examples  
/Library/Tomcat/webapps/examples/jsp/index.htm
にアクセスするとサンプルページが開く。
※TomcatのWeb rootは→/Library/Tomcat/webapps/


ターミナルからの起動・終了
[localhost:~] mac% /Library/Tomcat/bin/tomcat.sh start

[localhost:~] mac% /Library/Tomcat/bin/tomcat.sh shutdown

再起動
まずTomcatを再起動してからApacheの再起動。

% /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh
% /usr/local/tomcat/bin/startup.sh
% sudo apachectl restart

※解説書などに「シェルにJavaのホームディレクトリを登録します。Tomcatの起動と終了に使うシェルスクリプトの中で使います」などと書かれているが、 Mac OS X Serverには必要ないようだ。

Appleによると、「J2SE はすべての Mac OS X にプリインストールされているコンポーネントであるため、Java VM の場所と構造は管理され、一貫しています。Java 関連のパスおよびディレクトリの情報を取得するために、ユーザからの入力は必要ありません。「Java ホーム」多くの Java アプリケーションは、インストール時に "Java ホーム" ディレクトリを指定する必要があります。Mac OS X ではこれに相当するものは、常に /Library/Java/Home です。

現在インストールされているバージョンの J2SE へのシンボリックリンクで、
これを使うと、java、javac などのコマンドラインツールのある bin サブディレクトリに期待通りにアクセスできます。
リンク先の実際のディレクトリではなく、このリンクを使う利点は、Software Update によって新しいバージョンの Java がダウンロードされたり、Mac OS X の新しいバージョンによってインストールされたりしたときに、維持され、更新されることです。そのため、リンクがアップデートされたときに、リンクが参照する実ディレクトリが以降のアップデートによって失われないように、Java ホームの下にはファイルをインストールしないことが重要です。

拡張ライブラリ。Mac OS X 以外のプラットフォームの Java ソフトウェアは、JDK のインストレーション内の lib/ext ディレクトリを使って、サポートクラスまたは jar ファイルを格納することがよくあります。Mac OS X の Java ホームにも lib/ext ディレクトリがありますが、上記と同じ理由から、このディレクトリを直接使うことはお勧めしません。Java ホームの場合と同じように、アップルは、拡張ライブラリを置くための標準化されたパスを提供しています。システムのクラスパスに置く必要のある追加のライブラリには、/Library/Java/Extensions ディレクトリを使用できます。アクセスの制御を高める場合は、特定のユーザのホームディレクトリの ~Library/Java/Extensions ディレクトリを、サポートライブラリのユーザレベルのインストール先として使用できます。どちらのディレクトリに置かれる項目も、アプリケーションのクラスパスで指定する必要はなく、該当する適用範囲(どちらのディレクトリを使うかによって、ユーザレベルまたはシステムレベル)で実行するすべてのアプリケーションから利用できます。

ユーザの初期設定。多くのアプリケーションは、設定値とユーザの初期設定を保存するために、自身がインストールされるディレクトリ構造を使用します。そうでないアプリケーションは、ホストのプラットフォームにあるシステムの初期設定を使おうとします。後者の場合、Mac OS X では、ユーザ設定がユーザごとにあれば、アプリケーションのユーザ設定は、通常は ~/Library/Preferences ディレクトリに保存されます。このディレクトリには、user.home システムプロパティに文字列 "Library/Preferences" を追加することによって、Java コードから到達できます。 すべてのユーザに対してグローバルな設定のあるアプリケーション
は、ルートの /Library/Preferences に設定を置くことができます。


MacOS X 10.2.3以降、J2SE 1.4.1(Java 2 Standard Edition(J2SE))となった

http://developer.apple.com/ja/java/
http://developer.apple.com/ja/techpubs/

テクニカルノートの翻訳ページ
http://developer.apple.com/technotes/indexes/java-a.html

JavaTM 2 SDK, Standard Edition ドキュメント
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/index.html
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/index.html