(1)新規にデータベースを構築
する場合は、データベースを初期化します 。(最初の一回だけ)
% sudo /usr/local/mysql/bin/mysql_install_db
(2)グループ&オーナーの変更をします。
% sudo chown -R mysql:mysql /usr/local/mysql/*
(3)「/etc/」ディレクトリにある「hostconfig」ファイルのパーミッションを変更します。編集するためパーミッションを変更します。
% cd /etc/
% sudo chmod 666 hostconfig
変更が終わったらエディタで開き、以下を追加。
MYSQLSERVER=-YES-
パーミッションを戻しておきます。
% cd /etc/
% sudo chmod 644 hostconfig
(4)起動します。OSを再起動するか、以下のコマンドを打ちます。
% sudo /usr/local/mysql/bin/safe_mysqld &
(5)MySQLのrootユーザーのパスワード設定をします。
% /usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password パスワード
「パスワード」の部分に好きなパスワードを入れて設定します。
とりあえずここまででインストールと基本的環境設定は終了です。
----------- 稼働チェックをしてみる -----------
MySQL monitorでデータベースにアクセスします。
% /usr/local/mysql/bin/mysql -u root -p リターン
↓
Enter password: パスワード
と打ったらリターンします。
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or エg.
Your MySQL connection id is 1 to server version: 3.23.55-max
Type 'help;' or 'エh' for help. Type 'エc' to clear the buffer.
mysql>
と、このような感じにMySQLのモニター画面に入れたら成功です。その後はのコマンド
mysql> \q
でMySQLから抜けます。
※うまくMySQLにアクセスできない場合の対処法も書かれていますが、/usr/local/のmysql
ディレクトリごと削除し、再度インストールをやり直した方が、問題の解決が早いようでした。
・ my.cnfファイルの設置について
MySQLでは、my.cnfというファイルを設置して詳細設定を行う事が出来ます。
my.cnfのサンプルファイルは、
/usr/local/mysql/share/mysql/
ディレクトリに、
my-huge.cnf
my-large.cnf
my-medium.cnf
my-small.cnf
という四つのファイルが入っていますので、これから一つ選びます。
(使用する規模に応じて選んで構わないと思います。 -smallが一番リソースを消費しないバージョンです。)
% sudo cp /usr/local/mysql/share/mysql/my-small.cnf /etc/my.cnf
ファイルを選んだら、名前を「my.cnf」に変更して使用します。 ファイルに記述されているコマンド群の頭にある「#」という記号が コマンドのコメントアウト(OFFにする)記号で、 これをエディタなどで消す事によってそのコマンドがONになります。
配置例は、以下の通りです。
グローバルオプション
/etc/my.cnf
サーバーオプション
/usr/local/mysql/data/my.cnf
ユーザーオプション
/yourname/my.cnf
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