AppleShareIP6.3はMacOS9上で作動します。このサーバはAppleShareIP6.1とMacOS8.5.1環境からアップデートしました。
MacOS9のインストールは、MacOS8.5.1に上書きしました。新規にMacOS9インストールをしたかったのですが、AppleShareIP6.3の無料アップデータを利用したので、これしか方法を見つけられませんでした。
MacOS9のインストールはサーバをネットワークから切り離し、単体にインストールした方がよさそうです。10Base-Tなどのケーブル類をすべてはずしインストールします。その後、サーバを起動し、AppleShareIP6.1をAppleShareIP6.3にアップデートします。
MacOS9のクリーンインストールし、AppleShareIP6.xを6.3にアップデートする方法が書かれています。http://mtlab.ecn.fpu.ac.jp/webcon.mtxt$991103200629.html
アップデートしたAppleShareIP6.3には6.3から使用しなくなったOpenDoc関連のファイルがシステムフォダに残ります。不要なので手動で削除します。
ケーブル類を元に戻し、サーバを設定します。このサーバはイントラネット用なので、プライベイトIPアドレスを使ったネットワークを作成します。
ネットワークアドレスは 198.162.0.0 でサブネットマスクは 255.255.255.0 と一般的なものとしました。
インターネットにはPPPでプロバイダ経由で接続しています。まず、ドメイン名を決めます。ここでは単に algo としました。DNSサーバの名前を決めます。ここでは一般的な dns としました。DNSのIPアドレスを決めます。こでは 192.168.0.200 としました。ルータのIPアドレスは一般的な 192.168.0.1 です。
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メールサーバの名前を決めます。ここでは一般的な mail としました。サーバのコントロールパネルのTCP/IPの設定をします。サーバはIPを固定するため手入力で、IPアドレスを入力します。IPアドレスは192.168.200
サブネットマスクは255.255.255.0
ルータアドレスは192.168.0.1
ネームサーバアドレスに、このサーバのアドレスを入力し、さらにプロバイダのDNSサーバのアドレスを入力します。クライアントとなるマシーンにもここは同じ設定をします。 |
・DNSサーバの設定---QuickDNS Pro ServerQuick DNS Pro Serverをサーバにインストールしたら、Quick DNS Pro Adminを起動し、アシスタントの指示に従って項目を入力し、DNSサーバのレコードを作成していきます。
重要なのはドメイン名とMXレコードで、その他のクライアントのアドレスレコードは特に設定しなくても小規模ネットワークの場合は問題ないようです。セカンダリサーバは存在しないので、すべてのセカンダリ項目は空白のままです。
以上を指示に従って入力するとPrimary Dataが作成されます。データは、ホスト名に対応するIPアドレスを返す正引き(アドレスレコード)レコードと、IPアドレスに対応するホスト名を返す逆引き(ポインタレコード)レコードの2ファイルです。作成されたデータにCANAMEを設定しwwwサービスを追加します。 |
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CANAMEはアドレスレコードに追加します。その書式はwww.algo. で最後の「.」を忘れずに。
これで http://www.algo とブラウザにURLを入力するだけでwwwサービスを利用できます。
それぞれの設定ファイル(レコード)を保存し、QuickDNS Pro Adminを終了します。
QuickDNS Pro Serverを起動すると自動的にレコードを読み込み、ログが表示されます。
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