New PowerMacintosh G3 情報--99/7/25
・New PowerMacintosh G3 内臓のATI RAGE 128 のドライバーに不具合があるようなので、アップルコンピータから 「ATI RAGE 128 Update 1.0」をダウンロードする。ATI RAGE 128 Update 1.0のインストールは注意をよく読んでインストールする。 解像度を切り替えると、何も表示されないグレイの画面になる場合はATIResorce Manager 機能拡張が正しく読みこまれているか確認する。 ATI RAGE 128 Update 1.0をインストールしても解決できない問題があると、「Macintosh トラブルニュース 」が報告している。 ・Norton AntiVirus 5.0.3とATI Graphics Acceleratorがコンフリクトを起こす。 ・ATI Video Software Update 1.0-- ATIRAGE グラフィックアクセラレータ を備えた最近の Power Macintosh、PowerBook、iMac モデルにあるいくつかのクラッシュ問題を修正。このアップデートは 400 MHz 以上 のプロセッサ速度の Mac で 1280 x1024 ピクセルの画面解像度を使った ときと、高解像度モニタで数百万色表示に設定したときのシステムフリー ズ問題を修正する。 ・G3 CD Update 1.0--特定の CD-ROM ドライブにおいて、CD がCD-ROM ドライブに入っているときにスリープすると、スリープが解除されるまでかなり時間がかかってしまう。G3 CD Update 1.0 は、CD-ROM ドライブのファームウェアを更新することで、スリープが解除されるまでの時間が長かった問題を修正するためのもの。 ・G3 CD Update 2.0--99/7/22 ・PowerMacintosh G3 400MHz 内臓されているSCSIについて、アダプテック・アップルコンピュータでは、AHA-2940U2Bは、Ultra2Wide LVD専用SCSIカードで、Ultra2Wide LVD専用である。Ultra2Wide LVD以外のSCSI機器を接続した場合、内蔵ハードディスクの性能を著しく損ない、誤動作や起動しないなどのトラブルの原因となる可能性があるとし、正常動作は保証していない。PCIスロットルは3機ある。※LDV=LowVoltage Differential 外付けMOドライブやスキャナなどを接続する場合は、別途SCSIカードが必要になるということだろう。スキャナーの接続にはほとんどのメーカーがPowerDomain2930Uでのテストの結果を公表し、おおむね作動を確認している。 ・PowerMacintosh G3 400MHz ATAPI-CD-ROM、Ultra2Wide LVD対応の9Gのハードディスクの構成。全機種とも底部が内蔵ハードディスクドライブ用のベイで3台内蔵できる。前・中がSCSI用、後がATA用とされている。このマシーンにはUltra DMA/33対応のハードディスクを1台内蔵できる。別途ケーブルが必要(*80線、このケーブルはUltra ATA/66ハードディスクに使われているもののようだ)。 ・PowerMacintosh G3 300/350MHz ハードディスクはUltra DMA/33(ATA-4)である。*80 線ケーブルが使われている。CD-ROMはATAPI。ATAはひとつの系列に対し、マスターとスレイブの2台しか接続できない。マザーボード上にはATAコネクタが2個見える。ATA-3 とATA-4だろう。ATA-3は2台の機器を接続できるが、ATA-4のほうは1台しかサポートしていないようだ。350MhzはCD-ROM、ZIP、ATA12Gのハードディスクの構成のマシーンがある。CD-ROMがマスター、ZIPがスレイブでATA-3に接続されている。ハードディスクはATA-4に接続されている。雑誌などではATA-4に2台のUltra DMA/33ハードディスクを接続しても動くとしている。マザボード上の2個のATAコネクタにはIED(ATA-3)、ULTLA ATA(ATA-4)と表記されているので、機器の増設で迷うことはなさそうだ。ATAのケーブルは横に赤のラインがある方が、コネクタの1番ピンに差し込まれる。 →MacユーザーのためのATAガイド ・AppleのTechNote No:0308--Create Date:1999/3/4より ・付属のMac OS 8.5.1(専用)に付属のドライブ設定J1-1.7ついて。 ATAドライバ(バージョン3.20)でのUltra DMA転送をサポートしている。ATAPIタイプのZipドライブ及びDVD-ROM / CD-ROMドライブに何らかのメディアが挿入された場合に、 そのメディアのボリューム名が表示されるようになった。 ※ATAドライブでのフォーマットについて--J1-1.7 ATAドライブにて通常の「初期化」を行う以外に、データを完全に消去したい場合には、「ファンクション」メニューから「オプション設定」を選択し、「全データを“0”にする」をチェックする。ATAドライブに対しては、オプション設定にて「物理フォーマット」をチェックしても物理フォーマットは行われない。「全データを“0”にする」をチェックすることにより、物理フォーマットと同様の効果を得ることができる。 ・メモリの増設 PC100規格のSD-RAM(Syncronous Dyanmic RandomAccess Memory)を使用すること。使用できるSD-RAMのランクはC/L3(3-2-2 )。3.3ボルト、168ピン、スロットルは4。最大1G。 ・Power Macintosh G3 (Blue and White) : メモリの仕様と最大搭載容量(AppleTechInfoLibraryへのリンク) ・プリンタポートやモデムポートがすべてFireWireに変わった 現在使用中のモデム・TA・プリンタなどを接続できない、別途アダプタが必要になるが認識しないなどのトラブルもあるようだ。TAを使っている場合はルータに買い替えるのが無難だろう。 ・ADB、USB ポートの両方を混在させて使用できる USB マウスと ADB マウスを同時に使うことは不可。USB のキーボードからは再起動や、強制終了などができないが、ADBのキーボードを使えば使えるそうである。ドングルなどのハードウェアプロテクトはADBポートに差し込む。 ・ロジテックから発売された内蔵MO「LMO-M643AK」 「LMO-M643AK」はATAPI内蔵型・640Mバイト。「B'sCrew Ver3 Lite版」が付属。 http://www.zdnet.co.jp/macweek/9904/02/h_logitec.html ○スキャナーの接続 ・Heidelberg社のスキャナと新型PowerMacintosh G3シリーズの接続について ・シャープ社のスキャナと新型PowerMacintosh G3シリーズの接続について ・microtek社のスキャナーと新型PowerMacintosh G3シリーズの接続について ・AGFA社のスキャナと新型PowerMacintosh G3シリーズの接続について ・エプソン社のスキャナーと新型PowerMacintosh G3シリーズの接続について ・PowerMacintosh G3とQuarkXPress カラーパレットがグレー表示になる。この問題は、「ATI RAGE 128 Update 1.0」をインストールすることによって解消されるとQuarkがいっている。 ・QuarkXPress 3.31J LaserWriter8(Ver.J1-8.6以降)のプリンタドライバを使用している場合、補助メニューの「プリンタフォント」の有無をクリックすると時計アイコンが表示されたままフリーズ する。LaserWriter(Ver.J1-8.4.3以下)のプリンタドライバを利用する。またはAbodePSを使う。AbodePSはIllustrator8.0Jのパッケージの中に入っている。 ※PostScript 3に対応しているプリンタドライバはAdobePS 8.5.2J以降。 ・QuarkXPress 3.31J 編集メニューの「カラー」のトラップ編集をクリックするとフリーズあるいはアプリケーションが終了する。回避策なし。 ・QuarkXPressのインストール Power Macintosh G3対応の外付フロッピーディスクドライブが利用できない場合、あるいわ持っていない場合。ネットワークで接続された別の古いMacを使う。または外部記憶メディアを使う。この場合MOドライブなどをを接続するためにSCSIカードが必要。つまりNew PowerMacintosh G3一台しかない場合は必ずフロッピードライブが必要になる。 ・フォントのインストール モリサワフォントのインストールにはフロッピードライブが必要。PanasonicのLK-RM734UZ・イメーション のSDD-120USB MAC・ヤノ電器のUFD-02などを購入する。Panasonicとイメーションのドライブを使う場合はモリサワのホームから対応したEnablerをダウンロードする必要がある。 ・モリサワ・アドビのOCFフォントはインストールできない。どのメーカーのドライブも2DDフロッピーに対応していない。 フォントベンダーのURLなどは以下のページにまとめてあります 友人がCIDフォントにアップグレードしたので、インストール作業を見に行った。インストールしたMacはNewG3/400Mhzで、Panasonicの「LK-RM734UZ」を使用している。「LK-RM734UZ」は最新のドライバーがアップされているのでダウンロードしてインストール。モリサワのサイトからはEnabler v1.3.1をダウンロードしてインストール。この2つがきちんとインストールされていると、1書体ものの3〜5分ぐらいでフォントがインストールされる。1書体インストールするごとに再起動を繰り返すので、Macの起動にかかる時間の方が長いぐらいだ。 フォントをインストールする前にATM4.0.2を先にインストールするのを忘れないように。もしインストールに失敗した場合、システムフォルダ内に「テンポラリーフォルダ」が作成されているので、これを削除して再びインストールする。 ※モリサワのパッケージと、アドビのパッケージのアップグレード価格が違うのはなぜだ。なぜモリサワのパッケージはアドビのパッケージの2倍の料金なのだ。 →G3 PowerMacintosh用フローピードライブ ---------関連事項 ・Illustrator8.0 PageMaker やQuarkXPress に Illustrator EPSを割り付け(配置)すると、PostScriptプリンタへの印刷出力時に「Error:stackunderflow offending command: roll」PostScriptエラーが発生する場合がある。原因は互換性オプションに「5.0/5.5」を選択しているからとAdobeはいっている。対策は8.0eps形式で保存する。 レジストーションカラーを含むデータを分版出力する際に[オーバープリントブラック]にチェックを入れるとK版のみしか出力されない。解決方法はプロセスカラーの設定をしたオブジェクトの[ファイルメニュー]から色分版設定-オプション「オーバープリントブラック」のチェックをはずす。次にオーバープリントする必要のあるオブジェクトを選択し、[属性パレット]から[塗りにオーバープリント−線にオーバープリント]の設定を行うこととAdobeはいっている。 Illustrator 8.0.1 アップデータが配付されました。・・6/11 EPS ファイルを「Illustrator 5.5J」互換性オプションで保存し、QuarkXpress に割り付け(配置)した場合の PostScript (ポストスクリプト) エラーがなくなったとしています。 ・PageMaker6.5J PostScript 3 プリンタへ印刷するためには、AdobePS 8.5.2Jを用いる、しかしAdobePS 8.5.2Jを使うとPageMakerではPPDの自動更新ができない。そのため、PageMaker6.5JはPostScript 3出力装置から正しく印刷されない場合があるとAdobeはいっている。 MacOS8.6でDTPはだいじょうぶ?も参考にどうぞ アドビに関する問題はテクニカルソリューションデータベースで Apple「Desktop Tech Info Library 日本語版 」--FAQがあります。 Apple「Power Macintosh G3の周辺機器情報」 |