NewCIDとの関係 注意点 特徴
Adobe Illustrator OCF(ATM・ビットマップ)とCID(新・旧)によって、文字の詰め情報の取得方法がちがっている OCFフォントを使用して作られたファイルはイラストレーターのplug-inの情報に基づいて文字を詰めるが、CIDフォントを使うとフォント自体が持っている詰め情報に基づいて文字を詰める。
Adobe Illustrator CIDフォントはビットマップだけでは、詰め処理ができない イラストレーター7.0と8.0JでNewCIDフォントを使う場合は、必ずATMフォントを使う。
Adobe Illustrator OCFで作成されたファイルをCID環境で開くと、フォントがすべてCIDに変更される。アラートがでる。 その逆の場合アラートはでない。
7.xJ、8.0J アウトラインがとれる ATM4.0.2以降
5.5J、フリーハント8.0J、クォーク4.0J アウトラインがとれる ATM4.5以降
CIDフォントとNewCIDフォント プリンタフォントは変更無し ATMフォントのみの変更
CIDフォントで2文字が追加された 字体切り換え機能を使用していないドキュメントは、OCF搭載のプリンタでも体裁をたもったまま出力できる。 OCFで作成されたファイルをCID搭載プリンタでプリント可能。
ATM CIDではcommonフォルダの中身はCMapsのみ OCFはCMaps、charstrings、encodings、Genericの4つが必要
Adobe Type Reunion フォントメニューに同一書体が2段に表示される OCFとNewCIDフォントは同一書体でも名前を変更したため、別フォントとして認識される
MacOS OCFとNewCIDフォントをインストールできる 名称がちがう。<例>じゅん101→A-CIDじゅん101。
MacOS9 OCFはインストールできない FontDownloaderが作動しない。
MacOSにOCFとNewCIDをインストールした場合 5.5J、7.xJ、8.0はNewCIDフォントが常に優先され、同時には使用できない。 OCFフォントを利用する場合、MacOSからはずし、リスタートする必要がある
QuarkXPress 立て組で、特定のフォントで文字送りが変わる。 リュウミンL-KL、太ミン10、見出しゴシックMB31
QuarkXPress OCFで作成されたファイルをCID環境で開くと、フォントがすべてCIDに変更される。 その逆も同じ、なんのアラートもでない。
Adobe Acrobat 4.0 NewCIDで埋め込み可能 フォントはシステムのフォントフォルダで管理する