ファイルメーカーPro4.1ホームページProを使ってデータベースをWebで使う
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ファイルメーカーProで作成したデータベースをファイルメーカーのWebコンパニオン機能を使って、Webで活用できるようにしてみた。ホームページProを使わなくても、ファイルメーカーのCDML(クラリスダイナミックマークアップ言語)タグを書けばカスタムウェブページを作成できるが、ホームページProを使えばをCDMLタグについて詳しく知らなくてもウェブを作成できる。

・WebコンパニオンにはWebServerとしの機能があるので、WWWサーバソフトは特に必要ない。
・他のWebServerが同じマシーンで動いている場合、WebコンパニオンのTCP/IPポートを591に変更することで2つのWebServerを起動させることができる。その場合、WebコンパニオンにアクセスするURLは、http://www.algo.coo.jp:591となる。ポートは591でなくても8000でも動くようだ。
・ファイルメーカーProはMacとWindows版があるので、WindowsNT上でも作成したデータベースを活用できる。Windowsで使う場合の拡張子はfmj。

・データベースは、購入したソフトウェア情報を管理しているものを使ってみた。

1. Webコンパニオンにブラウザーでアクセスし、ソフトの名前や、ソフトのカテゴリなどで検索でき、購入日などでソートできるページ。

2. 検索結果をリスト表示するページ。リスト表示から詳細表示するページ。

3. 新しいデータを追加するページといった構成になっている。


まず、サーバとすなるマシーンにファイルメーカーProをインストールし、Webコンパニオンを設定する。

・サーバとなるMacあるいはWindowsでファイルメーカーProを起動し、対象と(公開する)するデータベースを開く。

・プレファレンスを設定し、Webコンパニオンを使用できるようにする。

・Webコンパニオンの設定をする。他のWebServerが稼動している場合は、TCP/IPポートを591(推奨値)にする。通常は80。

・セキュリティはファイルメーカーProのアクセス権を使った方が簡単だ。

・上の設定が済んでいれば、データベースを開き、ブラウザーでWebコンパニオンにアクセスすればデータベースにアクセスできるが、そのままでは見た目も使い勝手もよくないので、カスタマイズする。

カスタマイズはファイルメーカーProのカスタムWebを使うのだが、CDMLについての知識が必要だ。しかし詳しいマニュアルがない。もっと簡単に、しかも誰でもカスタマイズできるのがホームページProのアシスタントを使う方法だ。

・カスタムWebを作成し、インデックスページもオリジナルを作成した場合、Webコンパニオン設定の「Webコンパニオンユーザインターフェース」でホームページの項目を「ビルトイン」から「default.htm」に変更する。

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・クライアントマシーンのホームページProを起動すると空のページが開くので、閉じてファイルメニューから新規を選び、アシスタントのラジオボタンをチェックし、ファイルメーカーアシスタントを選ぶ。

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・ここで、サーバのIPアドレスとパスワードを入力し、「サーバに接続」ボタンをクリック。サーバ側がきちんと設定されているとデータベースを選択できるので、任意のデータベースを選択する。テータベースが選択できない場合は、開かれていないか、設定が済んでいないかだ。「次へ」ボタンをクリックし、後は質問に答えていくだけ。


TOP----index----つづく----