MacOSとアプリケーションの組み合わせで起った問題

MacOS8.5/8.5.1

●MacOS8.5はハードディスクのドライバーが対応しているかどうか、かなり重要な問題。

    Apple純正以外のハードディスクを使っている場合でも、MacOS8.5.1Jに付属の、ドライブ設定J1-1.6.2を使うとフォーマットできるハードディスがある。

    Illustrator8.0のファイル保存形式で、5.0/5.5互換形式を選択して保存したEPSファイルをQuarkXPressやページメーカーなどのアプリケーションに貼り込んで出力するとポストスクリプトエラーが発生する。Illustrator8.0.1にアップデートが必要。(99/1/23)

・Adobe Photoshop5.0 J(10/18)

    日本語モードの時、一部キーボードショートカットが使えない。US モードで使用できる。ただし新しい機能の一つAdobe ガンマがColorSync2.5に対応していないので使えない。

Adobe Photoshop5.0 .2Jアップデートが配付された(99/1/8)。

    ColorSync2.5に対応。カラー管理が少し分かりやすくなった。日本語モードの時、一部キーボードショートカットが使えないのは変わらないのだか、ことえのの入力方法を「かな入力」から、「ローマ字入力」に変更したら使えるようになった。

    フォルダをその「システムフォルダ」の中の「アプリケーションサポートフォルダ」に「Adobe」フォルダがインストールされていないとPhotoshop5.0 .2Jで日本語を入力できない。

・ビブロスフォント

    「ことえり用の辞書」が使えなかったのだが、その対策がビブロスのホームに掲載されていた。PDFファル。(11/13)

ファイルメーカー Pro4.1J--10/18

    4.1Jにアップグレードしたら、システムフォルダの中に「テキストエンコーディグフォルダ(1.3.1)」がだぶってインストールされる。フォルダ名が英語のものだが、MacOS8.5(J1-1.4)のものが新しいバージョンだ。不要なので削除する。

Microsoft Office98

修正プログラムがマイクロソフトのサイトに公開されたのでアップデートした。(11/20)

●QuarkXPress3.3Jr7

    ドングルが認識しない。ドングルの問題はMacOS8.5が原因だったようだ。MacOS8.5.1にすることで解決した。


MacOS8.0/8.1

●ハードディスクのドライバー(フォーマットソフト)による不調。

    Apple純正以外のハードディスクを使っている場合、通常、市販のフォーマットソフトでハードディスクをフォーマットする。

    MacOS8.1は、ドライバーが対応しているかどうか、かなり重要な問題。MacOS8.1に未対応の場合、 MO などのストレイジドライブに対して多量のファイルをコピーするとフリーズしてしまった。

●MacOS8.1に対応しているソフト(HFS+ボリュームにも)

    B'sCrew2.1.1 以降、Hard Disk ToolKit2.5J 以降、Silverlining Lite 日本語版2.2、Drive7 v4.3.3。

●インストール

    MacOS8.0は必ずMacOS8.0のCD-ROMから起動してインストールする。その後雑誌に付属していたMacOS8.1をインストールした。

    HFS+でフォーマットするにはMacOS8.1がインストールされたディスクまたははCD-ROMから起動する。MacOS8.0からはHFS+でフォーマットしたディスクを見ることはできない。

    HFS+でフォーマットされたディスクを修復できるのは現在 AppleのDisk First Aidだけで、最新バージョンは8.2。このバージョンから起動ディスク上にインストールされたDisk First Aidから起動ディスクを修復できるようになった。(98/8)

    アップルではMacOS8.1の起動用CD-ROMを持っていない場合はHFS+でのフォーマットを推奨していない。

●Norton Utilities

    3.5.3は現在最新バージョンだが、HFS+を修復できない。このバージョンは単にHFS+ディスクにアクセスできないようになっているとシマンテックがいっているが、なにかの拍子にアクセスできてしまうので注意。もしHFS+ディスクに対してノートンディスクドクターを起動してしまうと、あっというまにディスクが見えなくなり、ファイルはすべて無くなる。再フォーマット以外に修復する方法はない。ハードディスクを破壊するという、うわさだが、壊れることはなさそうだ。(98/8)

    HFS+対応はバージョンは4.0.3から-99/4

●QuarkXPress3.3Jr7

    MacOS8を使用していたときは、ことえりのパレットを開いたとたんにエラーでQuarkXPressが終了してしまうことがたびたび起こった。 これは他の所、別な環境でも起こっている。MacOS8.1にしたところ改善した。MacOS8のことえりに原因があったようである。

    これはクォーク社でも確認しているようだ。しかし、MacOS8.1でも依然として原因不明のまま突然QuarkXPress が終了してしまうことがたびたびある。

    この場合ファインダーにもダメージがあるようで、メニューからMacを再起動しようとしても、ループして再起動もできない。強制的に再起動。なお、QuarkXPressが突然終了してしまうことは以前から良く知られた問題だ。こまめに保存する以外に解決策はない。QuarkXPress4.0Jが発売され、アップグレートも開始された。しかし価格が高すぎてアップグレートできない。掲示板を読んでいるとブーイングの嵐。また3.3から4.0へのアップグレードの手順もややこしいようだ。(最新バージョンは4.0.5-99/4)

    EfiColorはほとんど使用しないのでシステムフォルダから削除しよう。
    削除するのはEfiColor ProcessorとEfiColor DBフォルダ。また、QuarkXPressFolderの中のXTensionフォルダにある、EfiColor XTensionも削除しよう。

    MacOS8.1でインストールされる、AppleScriptLibはJ1-1.2.2。
    QuarkXPressがインストールするものはAppleScriptLib/1.1である。古いものに置き換えられないように注意しよう。


    ※Apple Event ManagerとObjectSupportLibは古いバージョンの
    アップルスクリプト関係の拡張機能だ。

    ワードとエクセル間での表の埋め込みにはOLEが使われているはずだから、アップルスクリプトはメニューバーに追加されるOfficeManagerを動かすために使われているようだ。Apple Event Managerは削除しても問題なさそうだ。

    ObjectSupportLibについて。
    アップルの資料によると以下のように書かれている。

    ObjectSupportLib 1.2.1
    ObjectSupportLib は、AppleScript 関連の機能拡張および AppleScript サービスを提供するアプリケーションで使用するルーチンを提供します。 ObjectSupportLib はシステムファイルのデータフォークに移動されました。その結果、“機能拡張”フォルダの中に残っている古いバージョンが使用されるのを防ぐことができます (“機能拡張”フォルダに残っている古いバージョンはロードされません)。システム起動時に“機能拡張”フォルダの中で ObjectSupportLib の古いバージョンが検出されると、それは“機能拡張 (使用停止)”フォルダに強制的に移動されます。