Kodak ICC設定

Adobe PageMaker 6.5JのCMS設定で
ColorSync特性ファイルはどう使われるのか。

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Kodak ICCを使うにはシステムフォルダに
KODAK PRECISION ProfileAPI と KODAK PRECISION CP1 が必要だ。

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読み込めるプロファイルはColorSyncで読み込んだものと同じである。
プロファイル名とページメーカーのメニューの関係は以下のとうり。

jpnl34a7.pf-------Generic CMYK Japan Std.Proofing
swcl32a7.pf------Kodak SWOP Proofer CMYK-Coated Stock
swnm26a7.pf-----Kodak SWOP Proofer CMYK-Newsprint
swnm26a7.pf-----Kodak SWOP Proofer CMYK-Uncoated Stock

Adobe PageMaker 6.5Jがインストールする
KODAK関係の拡張機能ファイルは以下のとおり。

KODAK PRECISION ProfileAPI /v1.4-----KCMMファイル

*KODAK PRECISION CP1 /v2.8.0--------KEPSファイル

*KODAK PRECISION CP2 /v2.6.0--------KEPSファイル

KODAK PRECISION Sharpen /v1.0.3------KEPSファイル

KodakDS White Point /v1.0.0 ----------KEPSファイル

KODAK PRECISION MON /v3.01 ---------KCMMファイル

KODAK PRECISION CFP /v2.0.2 ---------KPFSファイル

KODAK PRECISION Scale /v1.0.3--------KPFSファイル

*印はPhotoShop4.0Jがインストールしたものがアップデートされている。


------CMSの機能------

CMSはビットマップ画像に対して色の補正などをおこなう。

CMSで分版出力される画像フォーマットは CMYK TIFF だけ。

CMSがCMYKに分解する画像フォーマットは Photo CD・RGB TIFF・Lab TIFF
これらのフォーマットの画像はPhotoShopなどでCMYKに変換しないでも直接
PageMakerに割り付けることができる。つまりPageMakerがCMYKに分解する。

すべてのEPSフォーマット画像には適用されない。


通常、印刷を前提にした場合は

プリンタ(色分解用)の設定を Generic CMYK Japan Std.Proofing に
標準のCKYK画像の設定を Generic CMYK Japan Std.Proofing に設定する。

この場合、CMSは画像に対して何もしない。えっ!!

CMSが最も機能するのはカラープリンタなのだろう。

KodaK ICC設定を利用するには、そのプロファイが必要だ。
とのソフトもそうだが、プロファイルはどこで入手するんだ。
ソフトを買って自分で作れということか。


Adobe PageMaker6.5Jが推賞している画像フォーマットはTIFFで、
カラープリンタやイメージセッターで出力する場合はCMYK TIFFに
もクリッピングパスを適用できる。またCMYK TIFF画像に対しては、
PhotoShopのプラグインも適用できる。