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国民年金を何歳から受けるか =積算額を考える=


《基本》 老齢基礎年金を受けられる年齢は65歳だが、60〜70歳の間で受け始めを選択できる。65歳未満で受けることを「繰上げ受給」、66歳以上で受けることを「繰下げ受給」といい、65歳から受ける本来の年金額よりも減額または増額された年金となる。この増減額は生涯続く。

で、何歳から受けるのが有利かだが。生涯に受取る合計額に着目してみた。結論は

・「繰上げ受給」の場合、16年間は標準よりも合計額は多額である。
 年齢で言うと60歳から受給なら75歳までは、64歳から受給なら79歳までは繰り上げが有利。
・「繰下げ受給」の場合、標準よりも合計額が多額になるのは12年後からである。
 年齢で言うと66歳から受給なら77歳以降で、70歳から受給なら81歳以降で繰下げが有利となる。

平成18年度版 昭和16年4月2日以後に生まれた人の累積受給率
60歳開始
60歳 0.700 61歳開始
61歳 1.400 0.760 62歳開始 「65歳」よりも有利
62歳 2.100 0.820 63歳開始 「65歳」よりも不利
63歳 2.800 0.880 64歳開始
64歳 3.500 0.940 65歳開始
65歳 4.200 1.000 66歳開始
66歳 4.900 2.000 1.084 67歳開始
67歳 5.600 3.000 1.168 68歳開始
68歳 6.300 4.000 1.252 69歳開始
69歳 7.000 5.000 1.336 70歳開始
70歳 7.700 6.000 1.420
71歳 8.400 7.000 2.840
72歳 9.100 8.000 4.260
73歳 9.800 9.000 5.680
74歳 10.500 10.000 7.100
75歳 11.200 11.000 8.520
76歳 11.900 12.160 12.000 11.924 9.940
77歳 12.600 12.920 13.120 13.000 13.008 12.848 11.360
78歳 13.300 13.940 14.080 14.000 14.016 13.772 12.780
79歳 14.000 14.960 15.040 15.000 15.024 14.696 14.200
80歳 14.700 15.980 16.000 16.032 15.620
81歳 15.400 17.000 17.040


厚生年金が60歳支給開始から65歳に改悪された際に、昭和16年4月1日以前と2日以降なる受給表が存在することになったのだが、改悪前の増減率ではどうなるかを見てみる。

現在版のように比例関係はないが
・「繰上げ受給」は70〜72歳までは有利。
・「繰下げ受給」は74〜75歳以降に有利。

昭和16年4月1日以前に生まれた人の累積受給率
60歳 0.58
61歳 1.16 0.65 「65歳」よりも有利
62歳 1.74 0.72 「65歳」よりも不利
63歳 2.32 0.80
64歳 2.90 0.89
65歳 3.48 1.00
66歳 4.06 2.00 1.12
67歳 4.64 3.00 1.26
68歳 5.22 4.00 1.43
69歳 5.80 5.00 1.64
70歳 6.38 6.00 1.88
71歳 6.96 7.15 7.20 7.00 3.76
72歳 7.54 7.80 7.92 8.00 8.01 8.00 5.64
73歳 8.12 8.80 8.90 9.00 8.96 8.82 8.58 7.52
74歳 8.70 10.00 10.08 10.08 10.01 9.84 9.40
75歳 9.28 11.00 11.48 11.28
Issued 2006/11/25