前立腺全摘じじいの尿漏れ撲滅 骨盤底筋体操のやり方
Issued: 2014/7/11
骨盤底筋体操は1日に何回にも分けて行い、トレーニングの時間の合計は1日10分くらいが目安です。」が大方の紹介サイトや闘病記で言われている。この体操、実際にやってみると1分間でもかなり長く感じる。でまあ、(何回にも分けてよいそうだから)その程度で終わりにしていたが。
ある朝ふとんの中で、「1日に合計10分」ではなく一度にやっちゃったらどうか? との天啓(?)を得る。 実行すると・・・劇的な効果あり。それまでは起床後30分程で漏れが始まっていたのが、3時間はもつのだ!。 起床までに2セットやってあると6時間は大丈夫とは、天啓の翌日判明。天啓の前と後の数字を下表に示す。   
退院後の尿パッド交換枚数/日の実績
1分x10回方式で 2 3 2 2 2 2 2 3 1 2 2 2 
一度に10分方式を実施後 1 1 1 1 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 1 


Home
Index
重要! トレーニング時間は、1回10分間が目安です。
    ↑ これだけ知っていれば以下は読まなくてもいいくらいです。
    "1回1分間" の体操を1時間おきに10回やっても、効果はありません。

  • 全摘後の尿漏れは『腹圧性尿失禁』というようだ。言いえて妙の病名である。
  • 療法は骨盤底筋体操しかありません。
  • 10分方式は、やればやるだけ漏れが少なくなるのが実感できます。
  • 歯磨きで、ぶくぶくバーと吐き出す時に漏れなければ、あと一息。
  • 自然にオナラが出る(手術前に家人のひんしゅくを買っていたやつ)のを、完治の目安にしています。

骨盤底筋が締まることを自覚することが重要です。締まる感覚が分かれば姿勢は問いません。

● おしっこを切るときの感覚を確認する《尿道括約筋》
陰のうの裏側の付け根に指を当て、おしっこをしている途中で止めるようなつもりで力を入れてみてください。
動いた所がおしっこを切るときに使う筋肉です。
● オナラを我慢するときの感覚を確認する《肛門括約筋》
オナラを我慢するつもりで、肛門を締めてください。
指先を肛門に当てて力を入れてみると、動いたかどうかが確認できます。

骨盤底筋には、瞬発力を支える速筋と持久力を支える遅筋があります。体操で両方を鍛えます。

骨盤底筋を締めて緩めるのは時計の秒針を見ながら行うと、タイミングを標準化できます。 下表が組み合わ例です。これを60回繰り返すとちょうど10分です。
秒針 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10
動作 締緩 締緩 締緩 締緩
筋圧
■の立ち上がりで締め、立下りで緩める。

なるべく尿道括約筋の方に神経を集中して閉開するようにします。陰茎が動く感覚があれば理想的です。

また日常生活では、腹圧がかかる(立ち上がる、咳やくしゃみ、うがい水や痰を吐き出す、重い物を持ち上げる)時は意識して締めるようにします。

参) 広い幅を持った前立腺もストッパーの役目をしていたが、これがなくなっては尿漏れも起こります。


出典:図と "感覚を確認する" は「今日からできる」シリーズ7『男性のための尿もれ対策』から
参照:NPO 快適な排尿を目指す全国ネットの会(CUN)・看護師のお役立ち情報コーナー: