第二十三番
応 頂 山
勝 尾 寺



2008年6月1日(日)

第23番 勝尾寺

縁起

双子の兄弟、藤原善仲と善算が神亀4年(727年)に庵を結び
修行しているとき一人の修行者に出会います
この修行者は光仁天皇の皇子、開成皇子であったという。

兄弟は般若経の書写を開成皇子に託し、相次いで世を去りますが
開成皇子は宝亀6年(775年)に書写を完成し、堂を建てて経を納め
十一面千手観世音菩薩を安置し
この寺を『弥勒寺』と命名したとされている。

その後、行巡上人の代に、清和天皇の病気治癒の祈祷を行い
天皇の病が癒えたことから、寺の法力が王に勝ったということで
天皇が『弥勒寺』を『勝王寺』に改名したという。

しかし、寺側はあまりにも畏れ多いとして
『王』を『尾』に変え『勝尾寺』としたと伝えられています。

勝尾寺は箕面国定公園内にあり、春は桜
秋は紅葉で有名な観光名所でもあることから
観光シーズン、特に休日は勝尾寺周辺の道路では
道幅が狭いこともあり
車での参拝は渋滞に巻き込まれる事もあります。

次のお寺は、第24番 紫雲山 中山寺へ・・・


道路から見た仁王門

「花の茶屋」お寺への入り口
食事、休憩ができます、お土産もあります


多宝塔

本堂

勝ちダルマ
勝尾寺は勝運の、お寺として有名で
人生の全てに「勝つ」と信仰され
選挙、商売、試験、病気、スポーツ
あらゆる勝負の勝利を願います


土塀の上にもダルマさんが
境内のあちらこちら
到る所にダルマさんが置かれています



最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第24番 紫雲山 中山寺へ・・・又お立ち寄り下さい
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