祭の起源
古墳時代後期の欽明天皇
(540 〜571年)のとき、
凶作に見舞われ飢餓疫病が
流行したため、
天皇が勅使をつかわし
「鴨の神」の祭礼を行ったのが起源とされている。
上賀茂、下鴨両神社の
例祭で、祇園祭、時代祭と
ともに京都の三大祭に
数えられている。
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祭の起源
祇園祭は869年
(貞観11年)に悪疫が
流行した際、
当時の日本の国の数
にちなんだ66本の
鉾をたてて病魔を払った
ことに起源を持つと
されています。
千年以上の間に山鉾の
形態は徐々に豪華・
巨大になっていきました。
しかし、形を変えながらも、
祭りを続ける町衆の
心意気は時を越えて
受け継がれています。 |
祭りの起源
平安遷都1100年にあたる
明治28年3月に桓武天皇を祭神とする
平安神宮が創建された。
その祭りを盛大に行おうと、
京都が都であった時代の
風俗の変遷を表現する
時代行列が提案され、
その第1回が同年10月25日に挙行された。
初回の行列は、創建された平安神宮へ
お参りする姿として行われたが、
その後は桓武天皇と孝明天皇の
祭神二柱の神霊が京都御所から
市内を巡行して、市内の繁栄を
ご覧になるという姿に変わる。
この神幸列にお供をするというのが
時代行列本来の姿。
祭りの期日は、翌年から桓武天皇の
車駕が新都にはいった日とされる
10月22日に改められた。
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名前の由来
・牛馬にも葵の葉
祭の当日(5月15日)、
内裏神殿の御簾(みす)を
はじめ、御所車(牛車)、
勅使・供奉者の衣冠、
牛馬にいたるまで、
すべて葵の葉と桂の小枝で
飾ったことからきている。
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祇園祭りというと
一般的には,宵山、
山鉾巡業”が有名であるが、
正式には7月1日の
「吉符入り」から7月31日の
「夏越祭」まで開催され、
さまざまな行事がある。
山鉾巡業では、
長刀鉾を先頭に船鉾や
橋弁慶山など 32基の山鉾が京都市内を巡業する。 |
祭りの特色・現代の行列
行列は明治維新から
江戸、安土桃山、南北朝、
鎌倉と7つの時代をさかのぼる。
現在の行列は、18列、
約2000人、牛馬70余頭で
全長約2kmにおよぶ。
衣装や調度品、
祭具は1万2000点にも上る。
京都の工匠や染色の識者が
考証研究を重ね、
帯1本から糸に至るまで各時代の
素材を使い現在に蘇らせた。
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