2005

6月



6月11日 肱川 ・初鮎(金) 

水位 肱川・大川 50cm 内子19cm
鹿野川ダム放水15tから6t


解禁から早、10日が過ぎました、四国のどこの川も増水や遡上不良で余り良い情報がありません。
それでも、解禁は解禁なのです。

今年は鮎の仕掛けを、本まで買ってやる気になりそうな?釣友おぼっちゃまに、
私「第2週の土曜日に初鮎は肱川へ泊まりで行きますか?」
おぼっちゃま「えーー。」
やはり、何時もの調子で、直ぐには色好い返事は有りませんでした。

週初めの天気予報を見ると、土曜が曇り、日曜は雨です。
有給休暇は3月から0です。
あまり自慢にはなりませんが、「ええい、一人で行ってしまおう。」

ちょっとゆっくりと、朝5時過ぎに家を出ました。肱川到着は8時でした。
何時もの橋の下で、毎年、一、二度お会いする黒いレガシー「チャラ瀬のTomo・葛葉」さんの車が見えます。
上流の鹿野川ダムの放水量は15tと前日の記載よりはやや水量は少ないように思えました。

断りを入れて、橋、上流の何時ものザラ瀬へ車を止めました。
開始は、エクセルシオ引抜早瀬9.5、水中糸メタコンU007(午後はナイロン0.25)、ハリス1.0、カツイチSUPER競技V9・7.0のシンプルな仕掛けで始めました。

開始30秒後、深さ30cmのザラ瀬の中で一発で目印が飛びます。
久しぶりなので、引抜のタイミングが分かりません。しかし鮎は何とか玉の中に入っていました。
小さな16cmの天然鮎です。
鼻管を通そうと見ると、元気が有りません。
初鮎は一匹目から即死状態でした。10分後の二匹目も、また胸に掛かって元気が有りません。
それでも2時間で10時までに10匹掛かりましたが、鮎が弱いのか、前日に釣り切られているのか、本命の急瀬の中では全く掛かりませんでした。

15時で場所移動をして大成小学校前に入りましたが、先に網打ちの方がおり、下手の深瀬のポイントが、手前から砂で埋まってしまっていました。去年よりは10cmも浅い、今年はここもダメみたいです。

ダム下の鹿野川橋にも行ってみました。多少ハミ跡は有りますが、石は泥を被って本調子ではありません。
一発目でブラックバスに囮を切られてしまいました。

それでも、初鮎は15cmから18cmまでを25匹でした。
肱川、私に優しい川です。





6月12日 肱川 (土) 

水位 肱川・大川 50cm 内子19cm
鹿野川ダム放水6t


昨日11日は「勝手に一人釣行、初鮎・肱川」でしたが、今日は釣友おぼっちゃまと川で朝6時半に落合う予定をしていました。

朝一番に驚いたことか2つありました。
一つは、昨日の橋上流が朝6時に3人が既に釣りをしていました。
二つ目は、何時もハキの無い釣友おぼっちゃまが、私が川に付いた6時には既に橋の上で待っていました。「どうなっとんでしょうか、今年の鮎釣おぼっちゃまは?」

朝一番は、橋の下50m左岸のヨレの有る場所から始めました。
今日の仕掛けは、がま鮎アネッサV925・硬中硬、水中糸0.175、ハリス1.0、ハリカツイチSUPER競技V9・7.0です。
2時間で16cmの天然君が5匹です。色は好いのですが、後が続きません。上流の3人の内、2人が掛かっていないのか我々の直ぐ上まで降りてきたと思ったら、10時で場所移動の為誰も居なくなりました。
「ラッキー」です。
昨日に引き続き私とおぼっちゃまの二人で、橋の上は今日も借りきり状態ですが、午後を過ぎても渇水と場所荒れのため?中々昨日よりも尚難しく、苦労をしました。

鮎の姿は見ていませんが、釣友おぼっちゃまも10匹掛けたみたいでした?

久しぶりの鮎解禁で、気が付いた事。
当たり前ですが、小さな針は「根がかりが少ない」
肱川の解禁は、石が磨かれていない、遊び鮎が少ない。
しかし、掛かれば、天然の背びれの長い美しい(パピオン)鮎が釣れます。

小田川下流の解禁後よく掛かった場所はすでに渇水です。肱川全体に一度、大水で垢苔が取れてからがよくなると思います。狙いは7月以後の大水の後です。

明日の雨からもしかしたら、四国地方は入梅になるかもしれません。