何時もは、水が無いので鮎が釣れないと嘆いていましたが、今週は私が鮎釣りをする日だけ、その日に限って鹿野川ダムが、午前8時くらいから普通は6tなのに16tも流して15cm増水していました。もしかしたら大雨予定だったのかも知れません。
もし朝一番から増水ならば、その場所には入川していません。結果として増水の滅多に無いチャンスを生かせませんでした。
何時もの網打ちさんと挨拶を交わして7時にゆっくりと釣りを開始します。釣竿は渇水なので、硬中硬を最初は使用しました。開始一分で23cmが掛かります。「今日は調子が良いぞ」と思ったのは一匹目の鮎を掛けた瞬間だけでした。
最初の鮎でカツイチV5・7.5のハリが曲がっています。先週は同じ鮎針が3回も折れました。「折れるより、魚が取れたんだから曲がったほうがましか・・・。」針を太軸のバレン7.5号に変えます。
開始1時間は6匹掛けて3匹ケラレが発生、掛かり鮎も口掛かりか、腹掛かりが多かったです。
10時までに10匹捕り込みましたが、毎日釣り切られているのか平均サイズが小さく20cm有りません。 しかしこの調子だと、久しぶりに一箇所で30匹オーバーに成りそうです。
水温が高いので、腹掛かりや頭掛かり鮎を瀬の中でチョッと手荒く引きずると、黄色く変色しすぐに弱ってしまいます。
感覚では「晴れ時々曇り」の天気ですが、風が強くなると偶に勢いよく雨が降ります。開けておいた車のドアを閉めに慌てて川辺の車まで何度か帰ります。しかし全てにわか雨みたいです。
10時頃、背中に当たる川の水の勢いが少し強くなった、おかしいなあと思いながら、時々振り返りながら上流を見ます。
やはり増水しています。囮缶の上に乗せてあった重しの石が、朝一番とは違い沈みかかっています。確かに5cm位水位が増えています。8時放水ダムのサイレンには、ヨソモノには気が付きませんでした。
川の水温が高くなると移動時のために私はダイワの24リットルの囮缶を使用します。酸欠不足防止でチャラ瀬の下流に漬けて置いた囮缶が増水1時間でやはり水圧のために、ひっくの返り流されそうに成りました。気になっていたのでタイミング良く偶々見ていて助かりました。
チャラ瀬は早瀬に、水深1mのポイントの早瀬は急瀬になり水圧のために立っているのが、中々厳しい釣です。まるで吉野川か仁淀川での押しの強い鮎釣並みの水圧です。
おまけに増水した精で上流からゴミまで流れてきて釣糸に絡みます。
驚いたのは、早瀬の上流から、孟宗竹の直径10cm以上、長さ5mも流れてきました。気が付かなければ怪我をしていたかも知れません。
携帯電話で調べてみるとやはり朝の8時から16tの放水になっていました。
午後2時には15cm近く増水しています。朝一番に鮎が掛かったメインポイントの対岸には水の勢いの精で立ち居地が悪く仕掛けが届きません。一時場所移動も考えましたが、日曜日なのでおそらく良い場所は無いと思います。辛抱して釣っていると20cmが偶にポツリポツリ掛かります。増水後は朝方と比べてサイズが2cm位大きく、22pクラス、尾ヒレの黄色い美しい鮎が掛かります。
午後5時ごろに何時もの水位に戻りました。「イヤミなものです。」
結果持帰り18から23cmまで23匹、切込みが4匹もあり悔しい思いをしました。
悪いことが重なるもので、夕方減水した頃に、何か変だなあ・・・。気が付くと鮎竿の尻栓が有りません。がまかつの価格表で調べると7400円もします。
少し古いですが「ひろしです・・・。」
天候 曇り時々晴れ 気温34度
水温28度 DO(溶存酸素量7.5mg/l以上)6.0−6.5
内子水深15cm、大川水深40から55cmへ増水、鹿野川ダム6tから16t
ロッド グランドエクセルシオ硬中硬9.5 エクセルシオスーパーマインド引抜早瀬ド9.5
天糸 サンラインカイゼンナイロン0.8号
水中糸 クレハ・スーパーGM鮎フロロカーボン 0.25号からダイワメタコンU0.07号 0.1号
つまみ糸 サンラインパワードVIP 0.35号 東レ・将鱗競技ハイパー 0.5号
中ハリス・サンラインカイゼン仕掛糸スペシャル1.2号
ハナカン オーナーチタンチューブ鼻管6.5号
ハリス・バリバスあゆカットハリス ナイロン 1.2号 1.5号
ハリ・カツイチ競技V5 7.5号 がまかつバレン7.5号 カツイチV5 8号
サカサ針 がまかつビットサカサ3号
背バリ カツイチマッスルショート 3 4号