今年は、特に集中して「肱川オンリー」で220キロの距離を2時間30分かけてよく通いました。
徳島の川は、今年はたった3回の釣行で、ひどかったのは勝浦川で、入漁券1万円ですが、午後から半日だけで終わりました。
徳島の川は、場荒れと、漁協の川や釣り人に対する愛情が感じられないからです。
朝6時半に何時ものマイポイントに付きましたが、薄暗い中で先客が既に釣をしていました。
次に大川橋上流の深瀬に分流のチャラ瀬をRV車で超えて、小田川との出合の川辺に車を付けました。橋下の瀬で囮を3匹確保して上流に行こうとしていました。
その時点ではまだ、橋下は誰も来ていませんでした。
気が付くと、ひとりの釣り人が私の車を止めてある場所へ行こうとしています。
「上は私が釣りますから。」ハッキリ言いましたが、無視して私の後を付いてきます。おまけに私が釣ろうとした上流の深瀬の最上部に囮缶と引き船を置いています。
確か前回7月も、このオヤジさんだろうと思いますが、後から釣らせてと私が釣っていた深瀬に入って来て、居座って動きませんでした。「そうです。思い出しました。」
こんな「めんどい・無神経な人」は愛媛県人には珍しいです。
やはり今回もしばらくすると、釣下って来ます。10mの距離に近寄ってきます。次に深瀬の落ちに行きました。私とは竿が当たる距離で、私にもし大鮎が掛かれば簡単には抜けない距離です。ここは仁淀や吉野川の釣り場とは違い川幅狭く魚の循環も薄い川です。そうこうしていると対岸で根掛かり発生、前日の雨で5cmは水位が高く、前にいるオヤジさんの少し浅い瀬を切らなければ対岸には行けそうに有りません。天糸を引張って切りました。イヤになります。
朝、10時位までに瀬に付いている鮎を釣りきると次に小さいのが掛り、しばらくすると、まったく掛らなくなって来ます。これが10月の割れ石の多い、ここ出合での肱川パターンです。
下手のザラ瀬には、気が付くと投げ網師の姿があります。下っていくと、一度網を投げましたが、遠慮して居なくなりました。下手右岸の急瀬は今年はだいぶ浅くなっています。去年はこの時期に27cmを一日に5匹釣りましたが、おそらく投げ網で毎日、取られているのか、10時でチビ鮎1匹でした。その下手の急瀬に今掛った鮎の囮で入れると、一挙に下手に持っていかれて、大石を巻いて007のメタコンポでセットバラシをしてしまいます。根掛りとかが続き連続マイナス5匹でイヤになり、上流を見るとオヤジさんが私のメインポイントで釣っています。竿がアタル場所で全く言葉を交わしたくない人と釣るのはイヤで、11時で私に優先権のある場所を移動しました。
11時30分、朝に入られていたマイポイントに行くと、上流の瀬肩に1名居るだけで、空いています。
「ラッキー」・・・しかしここも朝にほとんど抜かれているみたいで、掛かりません。その上、上流の瀬肩で釣っていた釣り人が私の傍まで釣り下がってきます。
逆のことを言えば、朝の私のオヤジに対する気持ちと同じだったのかも知れません。
私に朝から落ち着きが無く5匹掛けて2匹バラシ3匹しか取れません。30分昼食で気持ちを落ち着け、ここも14時30分で移動をします。
川での私の考え方は、先人が知人でなければ、一人一瀬です。
平日だと言うのに、中流の菅田までのほとんどの場所は釣り人が一人ずつ入っています。
3度目の場所は、15時にダム筋の「釣友オボッチャマポイント」へ入りました。
瀬肩の泳がせ釣の一番良いところには毎年の事なのですが、瀬張りが張られており、20mの短い右岸での瀬釣りオンリーになりますから、数は拾えません。
急瀬の最下流の瀬尻と平瀬は、ブラックバスの住家になっています。
ここは大きいのが何時も掛かります。フロロの0.3号、摘糸0.5号でで始めました。
雰囲気的には当日は誰も川には入っていないみたいでした。
瀬肩で直ぐにケラレ発生、次にまた直ぐに当たります。掛かったのは茶色い23cmのサビた雄で囮に成りそうに有りません。
囮を変ると、また当たります。引きは強く重たいです。竿を立てながら10m下手の平瀬で抜きました。25cmは超えていますが、水中糸がナイロン系の精か、産卵期に入った精か? 掛かり鮎が9月頭の引きの強さは有りません。
次に今、掛かった25cmの雌鮎を使い釣ります。結果1時間30分で10回当たりがあり、26cmを頭に7匹取り込みました。
16時30分に4度目の移動。ダム筋の赤磐橋下の急瀬が空いていましたが、入り川場所が面倒なので、「ブログ猪狩と鮎釣」さんのダム筋ポイントに入りましたが、全く掛らず、終了としました。(猪狩と鮎釣さん、写真を使用しました)
結果、お粗末な25匹でした。
天候 晴れ時々曇り、 最低気温18度
最高気温26度
水温24.0度 DO(溶存酸素量7.5mg/l以上)6.3
内子水深19cm、大川水深40cm、鹿野川ダム7.03t
ロッド がま鮎競技スペシャル引抜早瀬 V4
10m
がま鮎エクセルシオマスターマインド 引抜早瀬 9.5m
天糸 バリバス空中糸フロロカーボン・レモンイエロー0.8号
水中糸 クレハ・スーパーGM鮎フロロカーボン 0.25号・0.30号
ダイワメタンンポⅡ 0.05号 0.07号
つまみ糸 サンラインパワードVIP
0.35号・0.4号・0.5号
中ハリス サンラインカイゼン仕掛糸スペシャル1号・1.2号
ハナカン オーナーチタンチューブ鼻管6.0号・6.5号
ハリス バリバスあゆカットハリス ナイロン 1.2号 ・1.5号
ハリ がまかつ即4本 7.5
カツイチV9 8.0号 3本
サカサ針 がまかつビットサカサⅡ 2号・3号
背バリ カツイチマッスルショート 3号
昨日取った囮鮎で、今日は3番弟子氏と2人のでの、今年最後の鮎つりとなります。
3番弟子氏には昨日良く掛っていた瀬肩の平瀬で釣るように指示をしました。
朝の7時になっても天気予報は午後から雨予定なので、まったく太陽は見えません。
10時に「何匹掛ったん。」と3番弟子氏に聞くと、「5匹掛けて取り込みは3匹です。難しいです。」
彼は、今日で2度目の鮎つりですが、前回よりは苦労をしている様子です。
彼は私に比べて1廻り以上も年も若く、スリムなので黒いがまかつのベストが良く似合っています。
丁度、私が15年前に鮎つりを始めた年と殆ど同じだと思います。
11時にこの場所でよく会う、松山からの兄弟釣師登場、昨日のオヤジさんとは違って、きちんと場所を空けて入り川をしてくれます。
最後まで雨は降りませんでしたが、水温も上がらず、鮎の活性も悪かったです。
結果は、お粗末、24匹でした。
日曜の朝、家内に「500匹に後、4匹まだ足らん。」と言うと「ほな、もう一ペン鮎釣、行かなあかんな・・・。」と言われました。
写真2と3は産卵期の典型的な雌雄の尻ヒレです。
天候 曇り、 最低気温19度
最高気温26度
水温24.0度 DO(溶存酸素量7.5mg/l以上)6.3
内子水深18cm、大川水深40cm、鹿野川ダム7.03t
ロッド がま鮎エクセルシオマスターマインド 引抜早瀬 9.5m
天糸 バリバス空中糸フロロカーボン・レモンイエロー0.8号
水中糸 クレハ・スーパーGM鮎フロロカーボン 0.25号
つまみ糸 サンラインパワードVIP
0.35号
中ハリス サンラインカイゼン仕掛糸スペシャル1号
ハナカン オーナーチタンチューブ鼻管6.0号
ハリス バリバスあゆカットハリス ナイロン 1.2号
ハリ がまかつ即4本 7.5
サカサ針 がまかつビットサカサⅡ 2号
背バリ カツイチマッスルショート 3号
10月から肱川には囮鮎の販売が切れてしまいました。
先週、囮用に元気そうなのを5匹持って帰って帰りました。幸いにも小川に漬けておいた囮鮎は痩せていましたが、元気に3匹も元気に生きていました。
2日間の雨で水深は何時もより10cmも高く、前日は釣は出来ないかな?と思いましたが、思ったとおりの水位です。
朝一番は少し濁りも有ります。
1匹目の囮で7時に開始5分で掛かりました。
瀬の中では余りかからず、上流の平瀬の瀬肩とザラ瀬で10匹小さいですが、掛かりました。完全に玉石に鮎が付きだしたみたいです。
雌雄の区別もハッキリ付きお腹が雌は大きくなっています。
今日は切込み3匹で22匹持帰りました。無事500匹は超えました。明日は11時から祖父の弟の法事が有ります。
そのために15時で釣は早めに切り上げ帰って来ました。
しかし、なにかスッキリせず、心残りの為、また5匹小川に囮用を漬けてしまいました。
来週が最後になりそうです???。
天候 晴れ時々曇り、 最低気温18度 最高気温27度
12時
水温21.9度 DO(溶存酸素量7.5mg/l以上)7.1 濁度1.7(肱川夏場の平均は0.8-1.0)
内子水深19cm、大川水深48cm、鹿野川ダム7.03t
ロッド がま鮎競技スペシャル引抜早瀬 V4
10m
天糸 バリバス空中糸フロロカーボン・レモンイエロー0.8号
水中糸 シーガー・スーパーGM鮎フロロカーボン 0.25号・0.30号
つまみ糸 サンラインパワードVIP 0.35号
中ハリス クレハカイゼン仕掛糸スペシャル1号
ハナカン オーナーチタンチューブ鼻管6.0号
ハリス バリバスあゆカットハリス ナイロン 1.2号
ハリ がまかつ即4本 7.5
カツイチ 竜牙3本 7.5
サカサ針 がまかつビットサカサⅡ 2号
背バリ カツイチマッスルショート 3号
いよいよ、「オーラス」今年最後の鮎釣です。
朝、7時に釣を開始、9時までで4匹掛かり、本命の深瀬尻は全くダメでした。
大川橋で何時も見かける、四万十川がメインで宇和町からのグレーのトヨタ車の親父さん登場、囮が無いと言うので、一匹あげました。
良い行いはするものですね。
その頃から一切、掛らなかった下手の瀬尻を中心に1時間ぐらい入れ掛かりが続きました。
午前中に20匹掛かり、大小が混ざりましたが、釣り場所の選択をしなければ産卵が終わっているみたいな雌雄も何匹か釣れました。
雌は18cmまでが殆どでした。先週に掛った大きな雌は20cmまででした。雄は23cmまでの大きさで、可なりサビの出ているものもいます。
天気予報と違い風もそこそこ有り、午後からは殆ど曇り空で終日、寒く、ウエットタイツに上はゴアテックスのかっぱを一日中着てましたが、それでも、まだ少し寒かったです。
上流で釣っていた、宇和町のオヤジさんも、上機嫌で、「今年、この場所では最高の釣果、15匹も掛った。蟹カゴを見てから帰ります。」と言われて場所を去って行きました。
結果は17時までで、持帰り32匹、切り込みは2匹でした。
釣果としては2010年の良い締め括りでした。
それでは、「肱川鮎釣倶楽部」の皆さん、また来年も元気でお会いしましょう。