この大会は25cm以上、9枚のグレのみの掛目で船中で1位の勝敗を競います。一位の中で上位3人までが10人で争うのマルキュー全国大会に出場です。参加者は昨年より少し少ないみたいで、200人ぐらい?
私は71番で、吉田屋渡船でワレの横に上がりました。日振りでも悪い方の磯です。
磯渡しの順番は、大崎の地、ニシバエの横、6番地の左、黒ハエ、そして私のワレ横、次が一つ違いで、アカシバエ、14番の中、18番シモリ、19番の左の順みたいでした。
同磯者と挨拶を交わし、「ああ、今年の大会も終わりましたね。ここは釣れませんよ。」と第一声から私がボヤキを言ってしまいました。大潮の満潮は8時、磯は浅く、足元左にシモリが有ります。
潮は、全て左足元に当たってきます。
全くグレの雰囲気はなく、10時で見回したところ左隣りのワレをはじめ、サカイバエを除いて全ての釣人が、磯代わりをしていました。
次に10番の中に上がりました。わずかに下げ潮が付き、良い感じで9番に向かって流れていると思いましたが、沖30mまでで止まってしまいます。前期に10番の水道側へ2度も上がりましたが、10番の中、ここもグレを掛けたのをみた事がありませんでした。
対岸の10番の水道の方に聞いてみると、「朝から先端で30cmが2枚しか釣れていません。」との事でした。
修了までの間に、10番先端で30cmのグレ1枚とタイ50cmを掛けるのを見ただけでした。
10番先端の年配の方は、珍しい白い、棒ウキを使われていました。
日振島もまだ一部を除いては、全くグレが釣れていません。今年は特に後れています。
私の船は、21人中、30cm一匹のみの人が船中での優勝、21人で25cm以上が2匹のみでした。
船中優勝の人が10船中、全体で9位でした。
おぼっちゃまは、昨年の矢が浜と同様、日振り以外の籤を上手に引いて菰淵でした。
昨年と同様に、釣れなくても、なじみのある、日振本島へ行きたいと、ぼやいていました。
しかし、昨年の矢が浜、今年の菰淵とも両方優勝の区割りになります。
宝くじならば、組違い賞です。カスッテイマス。
おぼっちゃまの結果は、中漆島で22cmのコッパのみ20匹なので残念ながら検量の圏外でした。
港へ帰ってから、彼は興奮気味に「同じ船の中に半分の人が背中に、テスターの名前が入っていました。」と言っていました。
本音、彼のテスター好きにも呆れます。いつもながらどうでも良いと思いました。
おぼっちゃまの背中にも、勝手に「ロ〇〇ン・テスター」と書くのは、勝手です。
優勝は菰淵で9枚の重さが5`、2位は日振りの裏磯でした。
表磯は全滅です。
「磯の上で陽気も良く午後からは、眠たくて仕方がありませんでした。少しは、運の味方が欲しいです。」
昔、小椋圭の歌にこんな歌詞がありました。
少しは私に愛を下さい
すべてを あなたに捧げた私だもの
いちども咲かずに 散ってゆきそうな
バラが鏡に映っているわ
少しは私に愛を下さい少しは私に愛を下さい
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