何時も沖の磯は3船で磯割り抽選を行うのですが、大人数と風波が強い為か今日は「ほていや渡船」がナガハエ前で止まりました。
沖の磯は2船、偶然が重なるもので磯割りジャンケンを釣友「おぼっちゃま」が勝ちました。アブセの船付を見ると北東向きに成るので、余り波をかぶっていない様子でした。今日は人数も三人なので何とか船付きでやれる・・・。
何時もの調子で「船頭さん何処にしましょうか?」と聞きましたが、帰ってきた答えは、「あんたらが勝ったんやから自分で決めな!」と言われ、悪魔の囁きの誘いに乗ってしまいました。
結局、3人なのでアブセ船付を選びました。一緒に私たちの後ろから水道へ5人組が上がって来ました。ふと気が付くと同船の「釣士道クラブ5人組」が沈みかけたヒラバエに5人で上がっていました。
船付に持っていたステンレスでピトンを付けバッカンと玉網を掛けます。最初からツルツルと足元が滑ります。
船付から一流しめで今日のこの場所での釣は不可能なのが分かりました。4Bのウキに4Bの鉛を3個付けても道糸が風で引かれ、仕掛けがなじみません。
おまけに最初3度は刺しえさが帰ってきました。仕掛けが馴染んでも、全く魚の気配は有りません。その上先端の一人しか釣り糸を流せる場所が有りません。足元が悪いので観音回りも出来そうに有りません。9時が来るとフナ付の足元を波が駆け上がり始めました。命の危険性が出てきました。
ジャンケンに負けたAB屋さんはヤッカンの4箇所のポイントを風裏で選択しています。
9時半に殆ど沈みかけたヒラバエの5名を渡船が迎に来ました。残念ながら私達も恥ずかしながら便乗をして。鼻面の風裏に磯替えをしました。
最初、鼻面の南のシモリ磯に上げられましたが、ポイントが北向きの船付きしかなく、10時の弁当船で「もう止めて帰ります。」と言うと、「もったいないから、もう一度磯代わりをして釣な」と言われ、3度目の磯は鼻面岬裏の大穴の空いた磯の沖から向かって左の磯に上がりました。
私は、アブセからのシヨックで釣をする気がせず、終了まで2人の釣を見ていました。
時刻は10時30分で終了までまだ3時間以上も有ります。
結果は、髭さんが2号ハリスで30cmを1枚、おぼっちゃまがラスト30分で35cmを1枚釣りました。隣の穴前右でも地合いなのか、おぼっちゃまがグレを掛けたと同じ時間に40cmクラスのグレを掛けていました。
やはり風の強い日はA級磯と言わず、無理をせずに、昨日と同じワレを選択するべきでした。「大反省です。」