北 陸 鉄 道

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北陸鉄道

北陸鉄道の車両

2007年 3月 9日 (金)

2007年3月9日(金)晴、富山で全国短水路マスターズ水泳大会があるので参加するため前日に東京を出発した。どうせならと思い金沢にある北陸鉄道を乗りに行く事にした。

東京駅7時発“とき303号”新潟駅行きに乗り、越後湯沢駅で金沢駅行きほくほく線経由の“はくたか2号”の禁煙車両に乗りたかったが満席で喫煙車両に乗った。JR東日本は3月18日より新幹線・特急列車はすべて全席禁煙車両に切り替わる。(一部の団体列車と他社線にまたがる列車・はくたか、しなの・能登・きたぐに・寝台列車は除く)

越後湯沢駅は本来なら雪がいっぱいあり、スキー客でごった返すはずなのに今年は雪が無く閑散としている。六日町駅より北越急行ほくほく線に入ったらトンネルの連続である。この線は開通当初に乗ったきりである、開通当初からトンネル内で狭軌鉄道では最高速度(160km/H)を出して運転している。

トンネルを何回か通過してからやっと雪が見えてきた。しかしスキーが出来るほどではない。40分位乗ったであろうか、犀潟(さいがた)駅で信越本線に入った。雪はあるものの表面は黒っぽくなっており、雪不足を現している。直江津駅で乗務員がJR東日本担当からJR西日本担当に入れ替わった。日本海沿いをしばらく行くと天候が悪くなりどんよりとした日本海独特の天気になってきた感じである。

北陸金沢駅島式ホーム 10:14AM富山駅に着いたら天気は一転して快晴となった。写真を撮るには良くなり、そのまま金沢まで行った。郵便局で旅行積み立てをしてから金沢駅前地下にある北鉄金沢駅で一日フリー乗車券を(1000円)を購入した。とりあえず北陸鉄道浅野川線、北鉄金沢駅を12時発内灘駅行きに乗った。駅は島式ホームで両サイドの2線路分あるが、駅を出るとすぐに単線になり地上に出た。全長6.8kmなのに駅が12駅もある、その為出発してはすぐ停車する。しかも家が立ち並ぶ間をぬう様にくねくねと曲がって行く、電車と周辺の家とが接近しているせいか、スピード感があり、そして揺れる、江ノ電を思い出してしまった。しかし電車の性能は加速が良く乗り心地も良い、京王電鉄の井の頭線にそっくりである。終点の内灘駅で駅員に聞いたら、やっぱり井の頭線で活躍していた車両であった。北鉄浅野川線は金沢のベッドタウンとつながっており、通勤客、学生が多い。地方ローカル線とは言え市民の足として必要不可欠となっている。

フリーキップでもう一つの北鉄石川線に乗る為JRで金沢駅から隣の西金沢駅まで行き駅前の道路反対側にある新西金沢駅に行き、そこから基点となる野町駅へ向かった。この電車も懐かしいお面をしている。東急東横線を走っていた電車である。

野町駅ホーム、この裏がバスターミナル 基点となる野町駅はバスターミナルの一部でホームが曲がっている。スペース的にこれ以上車両を増やす事は出来ない。14:35発の加賀一の宮行きに乗る事にした。市内は曲率半径が小さいカーブが多く、10km/H以下でないと走れない位。東京近郊では京急大師線の京急川崎を出てすぐの所に曲率半径が小さい所がある。しかし新西金沢駅を過ぎると直線部分が多くなるが、路盤状態があまり良くない、電車性能はあるがスピードが出せない。野町駅を出て30分位走ったであろうか、鶴来駅に着いた。ここには車両基地があり、いろいろな除雪車がある。以前は石川線・金名線・能美線が交わる要衝にふさわしく、風格の漂う駅舎であった。野町駅〜鶴来駅間は利用者が多い、しかし鶴来駅〜加賀一の宮駅間は乗客が急に減る、この加賀一の宮駅舎も立派な駅舎である。

鶴来駅舎 加賀一の宮駅舎 北陸鉄道の浅野川線・石川線を乗車してみたが、両線とも金沢市民の足として活躍していて、過疎化したローカル線とは異なり活気に満ちていた。

富山駅前のホテルに戻り明日、明後日の水泳大会に備え早く寝ようと少し早めにベッドに入ったのだが左足の脛あたりが急につった。昼間写真撮りで歩きすぎたのか?水分を摂り、脚を押えさすったが治まらない、これでは明日の大会に出られないと思ったが、30分位したら急に治まってきた。

2007年3月10日(土)大会第一日目は200m、25mの平泳ぎである、昨夜のトラブルとは関係なく体調は良さそう。・・・・・(中略)

大会終了後、水泳仲間の人と富山駅前にあるマリエとやま6Fにある、京ラーメン“糸ぐるま”に行く事にした。そこでひとくち餃子(6個¥210)、野菜餃子(6連¥300)、味玉らーめん(¥600)とビール(\500)を頼んだ。ひとくち餃子は形が丸く包んであり食べやすい、からっと仕上がりうまい、野菜餃子は色がグリーン色である、皮生地に野菜を練りこんであるのだと思う、味玉らーめんはまさに支那そばである、味は東京ラーメン、チャーシューがうまかった。食べ応えあり、価格と味を考えるとグーである。

2007年3月11日(日)大会二日目は50m、100mの平泳ぎです。・・・・・(中略)・・・結果は両日合わせて、申告タイム順位で金1個、銀1個。

氷見駅ホーム 最後の種目が13時頃に終り時間があるので氷見線に行く事にした。高岡駅に着いたら突然雪が舞って来た、今まで晴れたり雨が降ったりの不安定な天気であったが、上空には寒気団が来てしまったのか?雨が雪に変わって来た。高岡駅の端にあるホーム7番線に今到着したばかりのディーゼルカー2両編成(キハ45形式)が待っていたのでそれに早速乗った。発車まで5分位あるので列車の写真撮りに降りて、戻ったらボックスシートの反対側に中年のおじさんが座っている、すごく遠慮がちにこちらの方が写真を撮るには良いですよと、席を変わってくれた。でもしゃべり方がちょっとおかしい?その後も親切にいろいろと教えてくれる。分かった事は氷見に住んでいて、高校までは地元で通っていたが、ある日頭に障害が出来て、現在3つの病院に通っているらしい、今日はその帰りである。すごく親切で一生懸命沿線を紹介してくれる、しかし言葉が出てこない、こちらから創造して話すと話が進む。氷見駅までの30分間いろいろなお話を聞いてあげたのが嬉しかったのか駅前で親が商売をしているので案内をするからと勧めてくれたが時間が無いので遠慮する事にした。

それにしても今日の天気は変化が激しい、氷見へ来るまでの30分間に3回位も晴れと雪が変わった。この氷見線は各駅の駅名表示板を写真で撮る時に来ている(16年前)、今回はその後どの様になっているかを見に来たのであるが、天気が悪かった事だけで印象が残らない。以前は資料を見ると4両編成で1時間に2本位出ていたので、やはり利用客が減っているのかもしれない。

富山ライトレール 富山駅に戻り“はくたか21号”17時53分発に乗るのに30分間の時間があるので、富山ライトレールを見に行った。富山ライトレールは元々富山港線(JR西日本)であったが、2006年3月1日に廃線となり2006年4月29日より第三セクター会社の富山ライトレールに移管し路面電車(LRT)化した路線で営業を開始した。ここも16年前に全駅の駅名表示板を撮りに来たが、第三セクターになってしかも路面電車になったので近い内に再度来る予定を考えている。楽しみだ!


はくたか号 富山駅を定刻で“はくたか21号”は出発したが、直江津辺りに来たら急に遅れ始めた。直江津駅〜黒井駅間で突風が吹き荒れている為様子を見ているとの事。その後もほくほく線は単線の為相当の遅れが生じた。当然の事ながら越後湯沢駅では予定の新幹線には乗れず東京には夜中になってしまった。



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