久留里線 訪問記

「 開業100周年記念 」

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久留里線キハ38-1+キハ37-1002
(上総亀山駅にて)


2012年 9月17日(月・祭)


2012年9月17日(月・祭)久留里線の木更津〜久留里間(22.6m)が1912年12月28日千葉県営鉄道久留里線として開業。今年で100周年となるので訪問をした。尚、久留里駅〜上総亀山駅間(9.6km)は1936年3月25日に延伸開業している。その他に今年は内房線の蘇我駅〜木更津間も100周年である。



(左)木更津駅前には証城寺の狸噺子の像が立っている

(右)最新式キハE130が待機していた。
その右側にはキハ30形が待機

木更津駅へ10時頃に着き、早速時刻表を確認したら次は11:07発となっていた。時間は十分あるので駅舎の周りと車両基地を写真に収め、駅構内を移動している列車等の写真を撮った。構内の車庫には最新式のキハE130系が2両待機していた、これは環境に配慮した新エンジンが採用されている。久留里線のホームは4番線ホームで、10:50頃に東京方面から折返しの列車が入って来た。


(左)木更津駅4番線ホームに入線して来た折返し上総亀山行き列車

(右)横田駅にて上り列車と交換がされた

定刻の11:07に2両連結の列車が出発した。内房線の東京方面へ100m位並走してから大きく右にカーブして房総半島の内陸に向かって進路をとった。民家の間をしばらく走ると5分位で最初の祇園駅に着く。

祇園駅からは田園風景の中をくねくね曲がりながらも東へ進んで行き、途中から蛇行する小櫃川に沿って走る。交換が可能な駅は横田駅と久留里駅の二駅であるが、その横田駅では上り列車と交換し、次の東横田駅を過ぎると少しカーブして南下する。30分位乗ったであろうか馬来田駅に着いた。その辺から進路は小櫃川に沿って真直ぐ南下して、木更津駅を出て約45分で久留里駅に到着した。


(左)久留里駅舎(有人駅)

(右)久留里駅ホームでの時間調整

久留里駅では列車が交換出来る様になっているが、今回は交換をしなかったが5分位停車して出発をした。一部の列車は久留里止まりとなっているが、今回の列車は終点まで行くので、上総亀山駅まで行く事にした。

久留里駅から終点の上総亀山駅までは途中二駅しかないが20分位かかり長く感じた。駅間距離は特に長くないが、山をくねくね登って行くのでスピードが遅かったのであろう。12:15頃に上総亀山駅に着いた、近くには亀山湖があり亀山ダムもある。ダムから流れる川が小櫃川で、この川に沿って登って来た事になる。


(左)上総亀山駅舎(無人駅)

(右)久留里線終点の車止め

路線距離:32.2km。軌間:1067mm。駅数:14(起・終点駅含む、内無人駅11駅)。全線(単線・非電化)。最高速度:65Km/h。使用車両:キハ30形、キハ37形、キハ38形。(2012年12月よりキハE130形10両を導入予定)



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