“「新青森駅」”訪問記

東北新幹線全線開通 

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新青森駅ホーム・2面4路線

新青森駅に入線した“はやて”E2系



2011年 1月16日(日)


東北新幹線が2010年12月4日八戸駅―新青森駅間が開通し、全線開通をした。若い頃は初日に乗車をしに行ったが、最近は鉄道マニアの方々や報道陣も多く来るので、一段落してから訪問をする事にしている。一ヶ月もすると大きなトラブルも無くなり安定して来るので1月15日(土)に訪問をする事にした。



2011年1月15日(土)“はやて”17号(8時28分発)に乗る為、東京駅新幹線の改札口を7時50分頃通過した。出発案内の電光掲示板を見ていたら、大宮―小山間で架線故障があり8時8分発のやまびこ127号から出発の調整をするとのアナウンスがあった。出発早々に縁起が悪いな〜と思いながら、待合室で待つ事にした。当初は1時間位の見込みと話していたが、30分位でアナウンスの内容が変わり、もう少しで動き始める感じであった。しかし1時間が過ぎると架線故障の話は無くなり信号機故障の内容に変わった。再開の見込みは分らず、変化があり次第連絡をするとのアナウンスに変わった。どうやら長引きそうな気配である。

その後、アナウンスの内容が多少変わったものの進展が無い。11時過ぎ頃、今日はダメではないかとあきらめ改札を出た。山手線に乗ったら、運転再開のアナウンスがあり、急いで近くの駅である上野駅に行った。ホームで待つも東北新幹線が来ない、来るのは上越新幹線のみである。駅員さんに“はやて”17号はいつ頃来るのですか?と聞いたら、分らないとの回答。しかし運転再開したとのアナウンスがあったではないか?と言ったら、確認をしてくれた。現在“はやて”17号となる列車は宇都宮を東京に向けて出発をしたばかりで、順調に行っても1時間以上はかかるでしょうとの話。こりゃだめだと思い15日の出発はあきらめる事にした。


(左)新青森駅舎前

(右)新青森駅の高架線が新幹線
地上線が在来線の奥羽本線


1月16日(日)東京駅構内にある、みどりの窓口に行き昨日の話をした。一番早いキップと交換して欲しい旨の話をしたら、申し訳なさそうに謝り端末機で探してくれた。しかし9時56分発の“はやて”21号になってしまった。

いろいろあったけど、何とか新青森駅に着いた。新しい駅の写真等は撮ったが、本来は東北新幹線全線開通に合わせ、五能線で走り始めたハイブリッド車に乗る予定であったが間に合わなかった。残念であるが今回はあきらめて、青森駅に行き予約してあるホテルに行った。ちょっと気になった事であるが、新青森駅の新幹線と奥羽本線の接続に問題がある様に思われた。

新青森駅の周辺は畑と民家だけで乗降客は少ないと思われる。多くの方が奥羽本線に乗り換える可能性が高い、しかし新幹線(10両編成)2本に対し接続特急(6両編成)が1本である。新幹線が満員ではないと思うが、そのほとんどのお客が乗換るとすると、接続特急に乗車出来ない客が出るかもしれない。この奥羽本線は単線で、ホームは島式1面2路線、上り下り各1線しかない。接続列車が待機していないので乗客がホームにあふれる。特に冬は寒くホームの待合室は一杯で入れない。もちろん駅改札を出ると、駅ビルには多くの店が出てにぎやかであるが、残念ながら乗客には足が無い。


(左)津軽線終着駅の三厩駅

(右)蟹田駅に入線するスーパー白鳥


1月17日(月)今日の目的は津軽半島最北端にある津軽線三厩(みんまや)駅に行く事である。この津軽線は本数が1日5本と少ないので時刻表を確認する必要がある。朝一番の列車は間に合わない、次の蟹田駅11:22発に乗り、12:02三厩駅に着き、写真等を撮り折返し12:42発に乗る、蟹田駅に戻り特急“スーパー白鳥”30号に乗る予定である。しかし又列車が来ない。アナウンスによると、この先にあるポイントの故障で遅れる模様、途中挽回努力はするものの、結局18分遅れで新青森駅に到着した。

急いで新幹線改札口に行ったら、何と“運行システム”のトラブルで前の列車が運休との事。盛岡駅―新青森駅間と盛岡駅―秋田駅間は自由席が無い。そこで指定席は事前に取ってあったが、スーパー白鳥の遅れが影響したのか運行システムの問題か分らないが満員であった。


新青森駅新幹線ホームに北海道方面の車両基地から
回送で入線する“E2系”新幹線


今回はトラブルが無さそうな時期として行ったのに、行きも帰りもトラブル続きでJRは大丈夫なのか?2011年3月5日にはE5系“はやぶさ”がデビューする、又発展途上国、アメリカ等へ鉄道技術を売り込もうとしているが、鉄道ファンとして心配である。再度引き締めて欲しいと思う。

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