日本一急勾配のケーブルカー

高尾山ケーブルカー

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ケーブルカーの名前は「あおば号」「もみじ号」がある。

高尾山ケーブルカーの行き違いヶ所で



2010年 5月 2日(日)


高尾登山電鉄鰍ヘ高尾山でケーブルカーとリフトを営業している鉄道会社。京王電鉄も出資をしているが京王グループには属していない。今回はケーブルカーを訪問した。路線距離:1020m。軌間:1067mm。駅数:2駅(山下側:清滝駅。山上側:高尾山駅)高低差:271m。平均秒速:3.3m。所要時間:6分。(片道470円、往復900円)

2008年12月に4代目車両が京王重機整備から導入された。(以前は1968年に導入した日立製であった)試乗に行くはずであったがタイミングが悪く行けなかった。


京王電鉄の高尾山口駅前 高尾登山電鉄の清滝駅前、しかしなぜか駅の看板は高尾山となっている

(左)高尾山口駅前にはハイキング姿の方々が多く待ち合わせをしている

(右)ケイブルカー清滝駅前では右側で吹奏楽団が盛り上げていた



2010年5月2日(日)ゴールデンウイークの真っただ中、かねてから訪問をしたいと思っていた高尾山ケーブルカーを乗りに行った。最近は毎日が日曜日なのでいつでも行けるのになぜGW中なのか?思い立った時に行かないと又チャンスを失うと思い行く事にした。ここは小中学の時に何回か行っているはずであるがあまり記憶がない。2007年にミシュランの日本旅行ガイドが三つ星の観光地と紹介してから急に人気が高まり、混むのではと思い早目に家を出た。


八王子市消防団吹奏楽部 清滝駅を出発するケーブルカー

(左)八王子市消防団吹奏楽部の演奏で盛り上げている

(右)満員の乗客を乗せて出発である



新宿から京王線の準特急に乗り高尾山口駅まで行ったが、途中人身事故等に会い電車が遅れ9時40分頃に着いた。駅前は軽装な登山客が大勢いてごった返している。そこからケーブルカーの清滝駅まで大勢の人に混じり歩き始め5分位で着いた。GWの最中という事もあり、清滝駅前では八王子市消防団の吹奏楽団が演奏をして盛り上げていた。

ケーブルカーは最大定員135名、7分間隔でピストン輸送をしている。しかしながら待ち時間40分と表示されていた。とりあえず往復切符を買い並ぶ事にした。昔の記憶は定かではないが、ここは歩いても行けるコースがあり、そこを歩いた記憶がある。ケーブルカーに乗ったかどうかは記憶にない。


この写真は帰りの写真、最急勾配部分のトンネルから出た後すぐの写真です この写真も帰りの写真、車掌の隣で最前部からの写真です

(左)行き違い部分より急に勾配が増している

(右)高尾山駅のホームから下を見た写真、
ジェットコースターで落ちて行く感じである



何回か待ってやっとホームに出られた、そこでもドアーの前に並びケーブルカーが来るのを待つ事になった。運よく車掌(前方確認の為に乗車、運転手は山上側の駅にある運転室にいる)のすぐ後ろに陣取る事が出来た。乗車人数は改札口でカウントしているので最大定員135名で区切っていると思われるが、それにしても立ち席はギューギューである。係の人が安全を確認してからドアーが閉まり動き始めた。

スタート直後は最緩勾配:105‰であるが、中間点にある行き違い個所辺りから勾配が急になって来た、そして終点間際にトンネルへ入るが、その辺りは最急勾配:608‰(31度18分)になり、上に釣り上げられる様な感じである。床に置いてあったリュックが後の方にずり下がった。走行中、前後の車体傾斜角度変化が大きく、最初は床に対して、つんのめる感じであるが、終点間際では後ろにひっくり返る感じであった。ケーブルカーの線路では日本一急勾配である。


高尾山の山頂模様、人々でいっぱいである、特に女子トイレは長い列 ケーブルカーに乗る人の列が山道にも続いている

(左)高尾山山頂には数件の店屋があるがどこも満員で広場も人々で身動きが出来ない状態

(右)高尾山駅を出ると展望台に上がる道があるが、そこからの写真である



山頂の高尾山駅に着くと、お土産屋が並んでおり買い物をする人、ケーブルカーに乗って降りる人が並んでおり、ごった返していた。折角来たので高尾山山頂まで行く事にした。途中高尾山薬王院に寄ったが混雑して先に進めない。待ち時間の方が長い位であったがやっとの思いで山頂に着く。そこには茶店があるがどこも混んでいて入れない。写真だけ撮り下山した。

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