“花菖蒲”を求めて

「 堀切菖蒲園 」

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この花をジーと眺めていると花言葉の心が分る様な気がして来ます

花菖蒲の花言葉は:優しい心・忍耐

ジーと眺めていると花言葉の心が分る様な気がする


2013年 6月18日(火)


2013年6月18日(火)午前10時頃、京成本線の堀切菖蒲園駅に着いた。天気はどんよりして蒸し暑く気温は30.2度と真夏日であり、少し歩くと汗が噴き出てくる。駅の改札を出ると大きな中央商店街通りに出る、事前にプリントしておいた地図に従って一番街商店会通りを進み、菖蒲園通りに入ると、駅から10分位で堀切菖蒲園に着いた。近くには高架の高速道路があり住宅地の中にあった。


(左)入口前の広場、反対側には屋台が出ていた。
右には高速道路が見える。

(右)入ると正面には立派な石灯篭があり
その奥には一番田の花菖蒲が咲いている


6/1〜6/25の間、堀切菖蒲まつりが行なわれている。入口前の小さな広場にはお店が出ていて、ウイークデーであるのにお客が多く来ていた。入口(入園無料)を入るとすぐ右に売店があり、いろいろなグッズが売られている。そこを進むと、すぐに花菖蒲等を見る事が出来、ここには1〜15番田まであり、株分け後何年目と区分けされている。カメラを持ったおじさん、おばさん達が一生懸命に写真を撮っていた。


(左)良く見ると周りは花弁が落ちている

(右)一輪だけが凛として存在を訴えている


開花時期は良いと思って来たが、よく見ると開花している花は少なく、花弁が落ちた状態となっている。案内人に聞くと、今年は例年より暑かったせいか、5月下旬の方が見頃だったかもしれないとの話、パンフレットの写真と較べると、花の数が少なく感じられた。園内は写真を撮りながらでも、30分も歩くと全体が回れる、こぢんまりとした感じであった。


(左)可憐に咲いていた花菖蒲

(右)庭園の奥には休憩所がある


パンフレットによると、堀切菖蒲園の近くに堀切水辺公園があり、そこでは地元のボランティアの方々が育てている花菖蒲が500株あると書いてあったので行ってみる事にした。高速道路の下を流れている綾瀬川を渡ると荒川の土手に来る。そこの土手を下りると河川敷に堀切水辺公園がある、距離的には200mと書いてあるが綾瀬川を渡るのに階段を上り下りするので結構遠く感じた。ここもほとんどの花が咲き終わりであったが、東京スカイツリーと荒川をバックに咲いており、堀切菖蒲園とは異なり開放感があり違った趣である。案内の方によると堀切菖蒲園のカブを分けたそうです。


(左)東京スカイツリーと荒川をバックにして
美しく咲く花菖蒲

(右)堀切水辺公園に咲く花菖蒲


菖蒲園の由来:江戸時代末期に小高園が開園し、明治に入り武蔵園・吉野園・堀切園・観花園などが開園しました。現在の堀切菖蒲園は堀切園の一部を都が入手し、昭和35年6月都立公園として開園し、その後、昭和50年4月に葛飾区へ移管されたものです。(パンフレットより)

堀切菖蒲園の面積:約7,000u。花菖蒲:200種・6,000株。その他に、あやめ・カキツバタがある。開園時間:9時〜17時。休園日:年末年始。(パンフレットより)



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