“ネモフィラ”を求めて

「国営ひたち海浜公園」

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直径2cm位の小さな可愛い花が450万本集まると
ブルーの絨毯の様で美しい


2013年 5月 7日(火)


2013年5月7日(火)午前8時頃、常磐道を下っていた。守谷SA手前で2台前の車がハザードランプを点灯した。連休も終り、こんな所で渋滞?ありえないと思いながら少しずつ進んで行くと、ナビがこの先に落下物有りと表示を出した。そのままゆっくり進むとプラスチックのコンテナがバラバラになった物があり、除けながら進むと、木製の大きなパレットが左側の走行車線をふさいでいた。その走行車線を走っていた車は、それを避けるために側道を通過している。そのポイントを過ぎるとノロノロ運転のうっぷんを晴らすのか、車はすっ飛んで行き、急に視界が開けたようだった。


(左)西口・翼ゲート前
多くのお客が開門前から並んでいる

(右)ゲートを入ると大きな噴水がある


途中SAで時間調整の為、トイレタイムを取り、北関東自動車道を通って、ひたち海浜公園ICで降りた。9:30開園となっているが、10分前には多くの人が並んでいて、9:30ちょっと前頃より開門が始まった。


(左)みはらしの丘まで多くの観光客の行列
前方にみはらしの丘が見えて来た

(右)みはらしの丘に着くと急に
視界が開け、そこにはブルーの丘がある


西口・翼のゲートから入門(入園料:400円)したら、目の前には大きな噴水が見えた。今回の目的はみはらしの丘一面に咲いている“ネモフィラ”を見に行く予定である。今日は連休後で空いていると思ったがとんでもない、次から次へと大型バスが来て団体客を降ろして行く。人の波が動いている感じで、その中を15分位歩いたであろうか、みはらしの丘が見えて来た。


(左)みはらしの鐘、
鐘を鳴らすのに行列が出来ている

(右)頂上から見るとネモフィラが
ハートの形に植えられている


みはらしの丘には、ネモフィラの花が一面に咲いて、下から見上げると、それは美しく見事である。上に登って行くとみはらしの鐘があり、観光客は列を作って順番を待っている、そこから最高地点はすぐなので行って見た。頂上から見下ろすとネモフィラの花はハート型に植えられている事が分る。花のブルーと空のブルーと海のブルーが見事であり絵になる。

ネモフィラの花は直径2cm位の小さな花で、海風が強く吹く中でも根を張り地上数センチの所で花びらを散らす事無く、大地にしがみ着いていた。ハゼリソウ科で北米原産の1年草、ここの花は「インシグニスブルー」という品種で、その可愛らしい花姿・色から、「ベイビー・ブルー・アイス」(赤ちゃんの青い瞳)と呼ばれている。この丘には約450万本が植えられていて、見頃は4月中旬〜5月中旬との事。最高地点は標高58mひたちなか市最高地点であるとの事。(周知版より)。


(左)古民家の前で口上を述べる
筑波山ガマの油売り研究会の方

(右)シーサイドトレイン
園内をぐるぐる回っている


みはらしの丘のふもとには、約350年前の古民家が復元されており、当時の農村風景が再現されている。その庭先では筑波山ガマの油売り研究会の方が、ガマの油売り口上を述べていた。


(左)満開のネモフィラ
ブルーと白のコンビネーションが美しい

(右)ネモフィラのブルーと空のブルーと
海のブルーを同時に見る事が出来る


国営ひたち海浜公園は総面積350ha、現在約190haが開園されている。園内は広く、歩いて全体を見るのは大変なので、シーサイドトレインを利用すると便利である。一周約40分、10か所の停留所がある。一日券(500円)を買うと何回でも乗り降り自由。その他の花として開花時期は異なるが、スイセン・チューリップ・ナノハナ・ポピー・バラ・ジニア・コキア・コスモス・その他がある。(パンフレットより)。



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