岩国市長(井原勝介)が厚木艦載機の受け入れの是非で「住民投票」を発議

2006.1.31 日本共産党市議団が市議会議長に「反対決議守れ」「議会全員協議会開け」と申し入れ

2006.2.2 井原市長が記者会見で「住民投票」を発議すると発表。
      理由として厚木基地の空母艦載機の岩国移駐について、白紙撤回という岩国市の方針と
      議会内に「条件闘争を、として移転容認に話を進める」意見が、議長などを中心に出始めた。
      岩国市の将来を決める重大問題で議会と執行部の意見の乖離が大きくなった。ことをあげた。

2006.2.2 日本共産党市議団と党地区委員会が「住民投票は当然、投票成立に全力挙げる」と声明

2006.2.3 岩国市議会会派代表者会議が開かれる。市長の「住民投票実施方針」について議論。
 
      ○代表者会議終了後、新市政クラブ(8人)清風クラブ(6人)憲政クラブ(5人)の三会派が共同で
      住民投票をするなと申し入れ
      ○公明党は独自に市長に「慎重に」と申し入れ
      ○清風クラブは共同での申し入れとは別に住民投票は必要ないと申し入れ

2006.2.6 岩国市長が三会派の申し入れに「住民投票を発議する」と回答

2006.2.7 岩国市長が住民投票を発議。(投票は3月5日告示12日投票)発議書

2006.2.7 3月20日で合併する7町村の首長と議長が「住民投票の撤回を求める」決議書を提出。

住民投票への会派の態度
新市政クラブ(保守系・副議長会派)) 8人 反対
清風クラブ(企業代表など) 6人 反対
憲政クラブ(保守系・議長会派) 5人 反対
公明党市議団 4人 慎重
日本共産党市議団 3人 賛成
リベラル岩国(社民系) 1人 賛成
市民クラブ(元清風クラブ) 1人 賛成
合 計 28人

*反対・慎重の会派の内清風クラブ、公明党は
市長与党なので「投票」にどういう態度で臨むかは
不透明なところがある。いずれにしても成立要件、
投票率50%を超えるのは厳しい情勢に変わりない。

*岩国市の住民投票条例は「常設型」で発議権を市長、
議会、住民六分の一の三者が持つ。二者択一方式で
投票率50%を超えなければ開票しない。
結果については三者が尊重するとなっている。
       



2006.2.8 住民投票について「住民説明会の日程」