『ご夫婦お二人とも薬剤師でケアマネで日々地元の方達に貢献している薬局』の特集記事があるではないですか!?
やったー。ここにお願いをしてみよう。駄目で元々だ!
と、よく読んでいくと、この薬局さんが加盟している薬剤師ケアマネの団体が存在し、その特集記事はその会からの紹介で、冒頭の薬局さんが紹介されたとわかりました。
「おおー!!薬剤師でケアマネ活動している方もいるし、その団体もあるんじゃないか」と大喜びで雑誌に連絡し、その会長さんの連絡先を教えて貰うことができました(勿論雑誌社は連絡先を私に教えていいのか確認してからです)。
私は、団体だときいてすっかりとっても大掛かりな組織を想像してしまい『○○会館』みたいなところかと電話をかけてみると・・・。
「はい○○薬局です」
とのお返事が・・・。
あれ? 『○○会館』じゃない普通の薬局さんだ。
と、ここで私が薬剤師ケアマネをやりたいのでという話と、どこか研修を受け入れてくださる薬局さんはないか、とお聞きすると、
「じゃあ、うちにおいでなさい」
というお返事が。
えーっ?! 会長さん自らが引き受けてくださる?! しかも普通の薬局さんの感じがするけど・・・
と、とにかく一度お伺いすると約束をとりつけ伺ってみると・・・やっぱり普通の薬局さんでした。会長さんといってもボランティア活動。介護保険導入時に一生懸命やってくれた薬剤師をフォローする気が都薬にまったく無いということで、ほとんど手探り状態で薬剤師ケアマネの活動をバックアップしてきたとのことでした。
その時点ではまだ私は他の薬局の勤務薬剤師でしたので、その年の夏以降に研修に伺わせていただくということでお願いをし、本当に感謝感謝で帰路についたのを今でもよく覚えています。
介護ってそんなに薬剤師から遠い分野なのかな?
とか、
介護を必要とするような年齢になれば、ほとんどの人が薬を飲まないかな?
と、それから何度も考えるようになりました。
そしてその年の夏、本当に研修に伺わせていただくことになったのです。しかも約束していた時期より大分早くに。
その原因は「自己○ェッ○シート」が送られてきたから。そのお手伝いに来てください、とのことでした。
つづく・・・
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