かごめ かごめ
かごのなかの鳥は
いつ いつ 出やる
夜明けの晩に
鶴と亀がつべった
うしろの正面だぁれ?
誰だろう?
目をつぶり伏せている僕を呼ぶ声は…
あそぼ あそぼ
いっしょにあそぼ!
ずっと僕を呼びつづける声
その声はどことなく懐かしくて優しくて…ついついその声に惹かれていく
何してあそぶ?
おままごと?缶けり?
うーん…それともかごめかごめ?
かごめかごめ?それってなぁに?
えー?かごめかごめ知らないのぉ?
その声は屈託のなくあどけない笑い声だった
その声に僕は更に懐かしさを感じる…
この子は誰だろう…
そして…僕はダレ?
きっときっと僕は……
本当のボクを知るときそのコエの主も分かるだろう…
かごめ かごめ
かごのなかの鳥は
いつかきっと飛びたつだろう… |