真っ暗な部屋の中で私は動けなかった
私の心さえ自由に動かせない鎖があるから…
それが私の全ての感覚を縛り上げる
そして自由を奪っていく
ときにその鎖が時に私の好きな人に向けたくなる
その鎖があれば誰にも会わずに私だけを見てくれるかもしれない
でもそれはただの戒めだけであって本当に手に入れたことには入らない
私は自分の力であの人を手に入れたい
白い翼や皮膚が赤く染まり傷ついても
それでも私はその鎖を断ち切り
あなたの元へ落ちていきたい
そして会って本当の思いを伝えたい
鎖は自分に対する戒め
戒めが破れれば自由は手に入る
でも本当の戦いはそれからかもしれない…
鎖から開放され
自由になった自分と縛られていた自分
本当の幸せってどっちなんだろう?
自由だからって幸せとは限らない
本当の幸せなどこの世にあるわけないのに…
だけど私はその鎖を捨てられない
その鎖こそ私の思いから作り上げたものだから
いずれまた必要になるときが来るだろう…
その日まで休んでいて… |