永遠なんてあるのかな?
みんな浮ついた夢にすがりついているだけだもの
痛々しい現実を見ようとしない
母なる自然が悲鳴をあげているのに誰も見向きもしない
ただ浮ついた夢にすがりついているだけ
みんな永遠を探すだけの移り気な夢見人
夢にすがりつく貴方は何処へ行き何を求めるの?
暗く寂しく黄昏ていく
だから黄昏から開放する鍵を僕らは探しに行く
誰も助けようとしないから
たとえ終わらない夢に終っても僕らはその鍵を捜し求める
鍵が見つからず扉の前で泣く僕らは何処へ向かうのだろう
鍵を見つけ扉を開放する僕らは何処へ向かうのだろう
ただ運命に流されるだけになってしまうのだろうか?
終るはずのない夜に夜明けはくるのだろうか?
僕らは現実と戦わなくてはならない
僕らの母を守らなくてはならない
現実を背いてはダメなんだ
優しく母は笑ってくれるだろうか?
恋しく離れすぎていた思いに再び落ちていってしまうのだろうか?
荒々しい砂風
枯れていく大地
大地を飲み込んでゆく大海原
犠牲を物語るように死んでいく同朋
こんなにも痛々しくなっているのにも関わらず夢にすがるのか?
この宝珠に光は届き夜明けと化すのだろうか?
それは神のみぞ知る |