小さな街並みにひっそりと語られるお話がある
それはながいながい間光が入らず限られた一族でで語り継がれていた
光が差し込んだ大きなお話とはちょっと違うお話
とても短いお話だけどとても切なくて優しいお話
そのお話はたったひとつだけしかあるわけじゃない
このお話は十人十色ある
ひとりひとり語られる小さなお話
ひっそりと語られて静かに眠る
自分が作り出すお話
童話とか違ったかんじのお話
世界にたった一つしかないお話
ちいちゃなお話
だけど大きな物語には負けない力がある
私はこのお話を描くとき夢も描いた
きらきらと夢に輝いて
わくわくと書きつづけて
一心不乱に真っ白いページに書きつづけたの
書いている間は昼も夜もお構いなし
ただひたすらに書いていることが楽しかったから
私だけのお話 君だけのお話 世界中のお話
ペンと紙さえあれば誰でも書けるよ
さあ!一緒に書こう!
誰も知らない君だけの物語を…
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