Dawn Dancing  -夜明けの舞-

 

暗い 暗い 闇の空
しかしその闇のじゅうたんに満天の星が埋め尽くされ
月は母のようにまたは道標になるかのように優しく光り輝いている
ただ静寂が支配し
波と風のみが蠢いている

そこに舞う者が一つ
静寂の中ただひたすら何かを願うように…
何かを待つように…
ただ舞い踊っている

何故ひたすら舞うのだろう
何かから逃げたいから?
葛藤と孤独…そして絶望…
自分の嫌なモノを消すように…

舞うときだけ嫌いな自分が消えていく
舞えば自分が好きになれる
でもそれだけでは解決には至らない
自分が舞い
他人にも自分にも好きになれるように自分を変身する

でも…そんなに簡単に自分を変えることなどできるのだろうか?
いいや…それでも自分を変えることが自分の目標
そう…この舞を舞うように
月や太陽に自分の姿を曝け出して認めてもらおう

そんな中夜明け前の舞は優しく寝起きばかりの太陽の空を包み込んでいく

 

作者コメント→アディエマスさんの曲からチョイスしてみました。踊っている人は見たこと無いです(爆)

"優しき神秘の夢"のメニューに戻ります。