Empty, the ground, and the sea

 

生きとし生ける者
誰しも母なる者から生まれてくる
それは誰しも同じこと

ある者は母なる海から生まれ
ある者は全てを育む大地から生まれ
ある者はこの世を守る銀河から生まれる

何人であっても母がいない者はない
悪し者すら母から生まれる

海は生き物の心を潤し
大地は心を和ませる
そして銀河は心の癒しとなるのだ

生きとし生ける者は必ず死を迎える
そのときは我らの母に帰るだけ

それが宿命だから……

 

作者コメント→死と逆のことを考えてみました。

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