自分が生まれる遥か遠い昔から 誰にも切ることが出来ないものが存在する 目には見えなく 誰にも触れることが出来なく強くて固いモノ どんなにそれに手を伸ばそうとも その者たちはちょっとやそっとのことでは触れされてくれない 固くて優しいその存在 誰もが自分のモノとして手に入れたい唯一のモノ どんなに時が過ぎようともそれは必ず残っている たとえ血肉が朽ち果てようとも壊れることはないのだから… いずれ僕達の元に形として返ってくる 永遠に時を刻む者として 遥か昔に約束されたことであり 永遠に消えることの無い絆として 静かに時を刻むだけ 遥かなる絆として残るだけ 絆は強い結びつきと意思から出来たモノ 消えないものだがそれは時に怒りと悲しみの刃と化す 刃となり相手を傷つけ自分も傷つけ脆くなる 脆くなってしまえばいくら強いものであっても崩れていく 崩れていけばただ母なる大地に帰るだけ そして新たな絆として生まれてくるのを待っている 絆よ 消えることなかれ 滅びることなかれ ずっと存在し僕達を見守っていて 強く念じて 強く感じて 滅びなど願わないで… 願わなければずっとあるのだから だから僕達を信じて欲しい そうすれば未来永劫滅ぶことなどなくなるよ

作者コメント→こーゆーモノって自覚したことないですよね。アディエマスさんからの曲からチョイスしてちょっと思い描いてみました。