In caelum fero

 

アオイ アオイ 空
シロイ シロイ 雲

涼とした空はどこまでも続き
清潔感を醸し出す雲はその空を彩る
まるで神が住む天空を生き物に見せているみたい

誰しも天空は憧れの場所
決して届かない場所だけど
思いは常に天空のもとにある

いざ天空へ羽ばたこう
羽はないけれど、自分達が作った丈夫な羽で君の元へ
空を切り、丈夫な羽を纏った僕
そして僕を待つかのように澄んだ君
ずっと一緒だよ
そしてどこまでも続くここで愛を語ろう

アオイ アオイ 空
シロイ シロイ 雲

青い青い君よ
いつまでも僕を見守っておくれ
君への愛は僕の心に響くから
その優しく澄んだ青い翼で僕を守っておくれ
天空を支配するものなどこの世には存在しないから
君がずっとここの主

君が鳥のように羽ばたくことが出来たなら
君は僕の元から離れてしまうの?
羽ばたいた鳥はもう僕の元へは戻らない……

 

作者コメント→晴れ晴れとした空を見て書きました。

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