負の感情 |
どろどろとどす黒くて自分でもどうすることができない感情 まるでヘドロを体の中に住まわせているように 心の底でうごめいているのが時々分かる 他人をうらみ 世をうらみ その現状を作った自分をうらむ 何時自分がその感情にかられるか分からない 私もその感情を持っている一人 あいつに対するうらみの感情 好きだったあいつ だれにもわたしたくないと願った自分 でもその思いは気まぐれに手をひっくり返したようなことが起きる 私はその感情におぼれそうになった その思いにはなりたくない ならないと思い願った 必死になってあいつのそでをつかんで助けを求めたけれどあいつは助けてはくれなかった あいつは自分勝手で周りを見ないで独りで自分の道をつっ走っている 時に自分の行いに自画自賛しているほどだ 助けてくれという者に手を差しのべてくれない不親切なあいつ そして理由を告げずに身勝手に別れ話を持ち出してきた それに私は一気に絶望し あいつへの態度がころりと変わった そう好きだという思いはあいつへのうらみに変わった 人を愛する力は無限大だが、その反面うらみも同じぐらいある うらみにうらんで自分が分からなくなってしまうほど人の感情とは強いもの 思いが強ければそれもまた武器となって人を傷つけるだろう そうなってしまう自分がおそろしいと思う 人をうらんでもいつしか別の人を愛する もしかしたら人をうらむのは相手の未練が残っているからかもしれない 未練と前進が混ざり合って自分を混乱する 未練がましいと思うかもしれないけどそういう答えもあるかもしれない その答えが今後の自分にどう左右されるのか自分でも分からない ただ今はこのうらみを体内にひそめたこの感情を取り除きたい そう私は願うだけ |
作者コメント→別れてから幾日が経つというのにまだ未練が残り、最近では募り始めたこの感情。嫌味入りまくりですみません…。完璧暴走入ってます!(爆) |