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最初は何でも言える異性の友達だと思ってた
楽しくていつの間にか時間が過ぎ去っていく
ただ楽しいだけの存在と思っていた
いつからこんなに胸が苦しくなったんだろう
楽しい一時なのにどうしてこんなに傍にいたいんだろう
病気かな?
あいつのことを考えると胸が締め付けられる
胸が痛くて毎日泣いた
どんなに苦しくても消えない
あいつが来ると更に苦しくなる
それがイヤでしょうがない
今までの自分が
あいつ遊んでいるときの楽しかった自分が
あいつなら何でも言えた自分が
足元から崩れてなくなってしまいそうで怖い
怖いから逃げる
あいつがいない世界へ
いない世界に行けばこの苦しみはきっと消える…
そう思ったのになんであいつがいなくなったとき以上に苦しいの?
そのとき初めて自分に恋の種があることに気づいた
もしかしたら自分はあいつに恋しているかもしれない
だからこんなに胸が苦しいんだ
でも今の関係が壊れるのがとても怖い
怖いし壊れてしまったらこれから自分はどうしていけばいい?
ただ泣くだけの後悔する毎日が続くのかな?
それだけはイヤ
だからこの気持ちを封印する
この気持ちを口にしなければ今までどおりに過ごせるはずだから
再びあいつがいる世界に戻ったら苦しかった胸の痛みがあっさり消えた
あいつを見たらなんか心の砂漠に雨が降って満たされた感じがする
激しいけど優しくて落ち着ける雨
自分はずっとこの雨に打たれていたい
そのとき思わず「君が好き」と口走った
気づいたときにはもう遅い
あいつはただ目を丸くして驚いている
もうダメだ!
あいつとの関係ももう終わってしまう
でも違った
彼は笑顔で自分と同じ事を言った
いつからお互いこう思っていたんだろうね?
お互い笑って恋の花が咲いたことを気づいたんだ |