心の涙

 

あまりにも悲しすぎて涙が出ない
悲しくて悲しくて
現実なのか夢なのか区別がつかないの…
容赦ない言葉が降り注ぎ
まるで鋭利なガラスのように私の心に突き刺さる

現実が夢であってほしいと願う
夢が覚めないでと祈る
だけど
それは叶わないの…
惨い現実が私を襲う
目の前はただ真っ暗で
何も…見えない……
暗黒の夜の海に心を無くしてしまった…
だから目の前が真っ暗なの…

見えない中にぽつぽつと雨が降り注ぐ
よく見たら外は雨だった…
まるで私の心の涙のように
その雨はしとしとと悲しそうに降りつづける

私は迷路に迷い込み
新たなスタートに立とうとしても
新たなスタートばかりでゴールが見つからない
気がつけば厳しい現実が待っている

そして私は現実から逃げ部屋に篭る
そうやっても解決の糸口が見えないのに
でも部屋に入ると目の前は誰もついて来れない別世界が待っている
見えない存在が私の手を引いて別世界に連れて行く
戻れない別世界へ…

 

作者コメント→皇月 蓮さんのサイトに投稿させていただいたモノです。友達が失恋した〜っていうことで、私が失恋したことを思い出し、書き綴ってみました。やっぱ失恋って凹みますよね〜(涙)あたたた…。

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