| Two persons' time |
| 二人の時間は特別で 鼓動と吐息しか聞こえない 五月蝿い音とか周りの激しい音すら聞こえない ただ静寂しかなく何者にも染められていない真っ白の部屋 そこに私と彼はわけ分からず立っていた 私と彼はただ寄り添いあうことしかできなくてお互い背中を合わせて座ったの ぼんやりとして何も音がない だから頭の中も何も考えることもなかった ただ彼を除いては… 彼は私に寄りかかり顔を埋めて静かだった 私は何も言えなくて黙って目の前の白い地を見ていた ここは二人の世界 誰にも染めることができない世界と時間 染めることができるのは私と彼だけ だからこの真っ白なキャンバスのような世界に筆を入れるのは私たちの役目 ふとそう思ったとき彼は呟いた このまま二人だけでいよう… その言葉が嬉しくて私は黙って頷いた すると真っ白な世界は青く優しく澄んだ世界に変化した それはまるで私たちの心を表すような世界だった そこに私たちを祝福してくれるかのように二頭のイルカがやってきて甲高く一声鳴いた その声に私たちは嬉しくなったんだ だからこれからも大切にしようと思う 二人の時間という特別な存在を… |
| 作者コメント→部員内でできたカップルを見てこれから真っ白なキャンバスみたいな自分達の世界が育んでいくんだなぁっとある意味母性本能(?)丸出しで書いてみました。思いついたことを載せただけなので、書いてて意味不明な部分が続発…。でも気にしない奴!(気にしろよ!) |