病気

 

 

“病は気から”
そんな言葉がいつの頃から言われてきたんだろう?


生きているモノの細胞を蝕み
健康な者達の身体を奪っていく
そう…ささやかな幸せさえも奪い尽くす
君はどれだけの幸せを奪えば気が済むんだい?


それを対抗するかのように“薬”という大きな存在が生まれた
自然な薬草から人工的に作られたものまで様々な種類がある
“薬”は病気と言う敵を倒す使命を担われた者
生きている者にとっては希望の光


だけど病原体も負けてばかりではいられない
更に進化して“薬”に対抗していく
そんな戦いが私たちの見えないところで幾千も続く


そうした戦いが毎日繰り返されながら私達は今を生きている
それがいつ自分達に降りかかるとは知らずに…


健康な人はただ毎日が退屈で仕方がないと思うかもしれない
だけど、二度と戻らぬ生活を申告されてしまう日もあるのかもしれない
病を患い
二度と戻らぬあの頃の生活に還ることを夢見て死んでしまうかもしれない
だから今を大切に生きよう…
過ちとならないように前に進もう

 

作者コメント→最近SARS問題で世界中がぴりぴりしていますね。だからふと病気のことについて書いてみました。全くもってへぼりんです!!

"深く眠りを抱く混沌の夢"のメニューに戻ります。