あさひへいわ文芸(十四年十一月) |
短歌 畦道に群がり咲けり彼岸花 アキアカネ飛ぶ風に吹かれて 尾上 郁子 年金株運用拡げる政府なり あぶない橋を渡る如くに 桑山真珠子 俳句 人埋もるまま御嶽は雪となり 黒田 淑子 九条朗読遠慮はいらんぞ冬隣 島 八十一 芒野に遊ぶイタチは金衣 堤 八寿子 容赦なき雨の列島秋荒るる 寺岡 敦子 川柳 人災の環境破壊地球荒れ 猪口 茂 次は誰疑惑だらけの辞任劇 井上 正道 外遊好きでも中韓に行かぬ安倍 江島谷勝弘 独伊とも集団自衛しましたな 太田 芳男 年金の引き下げ支給国家詐欺 奥埜 秀夫 病む友にさらりと一句残し置き 上 由比 山々が恋をはじめた紅の彩 川端 一歩 実録は天皇の罪骨抜きに 近藤 正 都構想カジノもいらん大阪に 阪井美世子 朝六時今日も元気だ幸せだ 白井 文子 古里を壊す人らへ拳突き 田中 邦夫 再稼働エコエネルギー買いしぶり 中里はこべ 合理化の魔物に魅入られた日本 板東 元紀 どうどうと政治献金言いだした 平嶋美智子 光失せ女性大臣流れ星 山田 保 |