あさひへいわ文芸(十六年二月) |
短歌 女子駅伝都大路を駆け抜ける 中学生の顔は晴れやか 尾上 郁子 戦争法の廃止の署名の訴えに 陽ざし明るき昼を歩みぬ 桑山真珠子 大金をもらい慣れたる議員らに 吾らのやりくり解ると言うか 市川 節子 俳句 初風呂の連れの簪チトちゃらちゃら 島 八十一 若者の夢を断ちけりスキーバス 寺岡 敦子 嫁という立場は消えし初鏡 黒田 淑子 川柳 9条は平和の使者と迎えられ 猪口 茂 戦争を許さぬさけび大輪に 井上 正道 本年もどうぞよろしく電子辞書 江島谷勝弘 アベノミクスに風待つ桶屋大笑い 太田 芳男 うちなんちゅう心は一つ基地撤去 奥埜 秀夫 考える人になるより笑う人 川端 一歩 めぐりくる野党共闘夏の陣 近藤 正 大阪はおおさかでいいそのままで 阪井美世子 今年またハチの一刺し世を正す 田中 邦夫 手帳白パステル調の夢を描く 中里はこべ 自由権資本家たちが履き違え 板東 元紀 戦争法廃止署名に若きママ 平嶋美智子 城北の梅に確かな春を見た 山本いっこう 北風に首だけ前に歩き出す 山本のぶこ |