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トウスプリングの高さと歩行

足と履物の生理懇話会(座長 放送大学 臼井助教授)の皆さんと
今まで勉強し、疑問に思ったことについて実験をしました。
その結果をレポートします。
断定するには、サンプルが少ないので傾向として見て下さい

実験は、市販の運動靴で足にフィットした2種類のもの用い
トウスプリングの高低でどのような歩行の違いがあるかを
F-SCANや筋電図で調べてみました。

トウスプリングが低い靴
トウスプリングが高い靴

その結果はトウスプリングが低い靴の方が重心移動が安定し、歩幅が長くなりました。

緩い靴を履いた時の歩行は?
足にフィットしない(サイズが1サイズ大きい)靴で同じ実験をしました。
結果:靴の中で滑っている状態が表れ、スムーズな歩行ができませんでした。

片足の第1趾に背屈制限したときの歩行は?
右第1趾に背屈の制限を付加して同じ実験をしました。
結果:制限をしていないほかの趾にも使い方に変化が表れ、左足にもおよびました。
調整する時は両足を常に考えなくてはいけません。


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