シェリダン。ここは譜業の栄える街。
そんでもって、ちょ〜っと知り合いが居る街でもある。
「おいルーク。勝手にズンズン進むなよ」
勝手に進む俺を止めにくるガイ。
まるでスーパーで走り回る子供を追いかけるお父さんのようだ。
…まて、じゃあ俺はガイの子供か!?
きっと名前はカイだな。必殺技はスタン・エッジ(マテ
………ライジング・フォースっ」
『…は?』
あ、しまった。思わず声に出た(壊
「さ、行くぞ」
「あ、おいルークっ」
居た堪れなくなったので、何事も無かったかのように目的の場所へ向かう。
しばらく街を歩くと目的の人物が居たので皆にちょいちょいっと目的を指で教えた。皆はその先を追って視線を向た時、其処には爺さん×2と婆さんが居た。
「んん?どうじゃったんじゃい?!」
と言った爺さんがイエモンだ。
…いい歳してモヒカンって所がまたすごい。
つーか、そろそろ引退してもいい歳なんだが、本人は「マダマダ現役じゃい」とか言ってた記憶がある。…でもマタにボケが発動する。
「間違いない!メジオラ突風に巻き込まれて今にも落ちそうじゃ」
と必死に説明してるのがアストンの爺さん。
こっちはハゲ(酷
イエモンと同じく仕事熱心つーか、まぁ研究が好きなおじいちゃんだ。
「いやだよ、アストン。あんた、老眼だろう?見間違いじゃないのかい?」
と、近眼と老眼を勘違いしてんのか冗談なのかよく分からん言葉を吐いたのがタマラの婆さんだ。
…ハゲてないぞ(ぉ
少々口うるさいバアさんではあるが、結構良い人かも?
「老眼は遠くのほうがよう見えることはわかっとろーが、タマラ」
どうだろう。ボケが回ったんじゃね?
「マズイのう。このままでは浮遊期間もぱぁじゃ」
「何言うんだい、イエモン!アルビオールに閉じ込められているのはあんたの孫のギンジだろう!心配じゃないってのかい!」
ゲシッ―― タマラがイエモンを木の物差しで突付く。強烈に!
地味に痛かったのか、イエモンはちょっと涙目だ(哀
「ノエルが無事ならいいわい」
「そうじゃな」
ジジイども。なんつー事を言ってやがる(汗
…とりあえず、接触するか。
「何かあったのか?」
「…アルビオールがメジオラ高原に墜落したん…じゃ?」
イエモン。なぜ疑問系なんだ?
本気でボケたか…
『ルーク!?』
老人一同シンクロ率100%だな。
さすが老人だ(ナニ
「久しぶりじゃな」
「あぁ、久しぶり。爺さん達は相変わらず元気そうだな」
「何を言うんじゃ。ワシ等はマダマダ元気じゃ」
あぁ、見た目通りホント元気そうだな。こっちが疲れそうな程にな。
「再開の喜びは後だ。で、何があったんだ?」
「そんなのは後じゃ後。さ、飲むぞぉ」
いや、マテよアストン。墜落とか言ってなかったか?
「おっ。再開の日の為に取り寄せたいい酒があるんじゃっ!」
イエモンまでノってんじゃねぇっ!
「孫の危機じゃなかったのか?」
『そんなもんは後じゃ』
えぇいっ。声を揃えてアフォな事言ってんじゃねぇっ!
ダメだこのジジイ2人は。タマラに聞こう。ってバアさん、その隠し持ったビールは何だ(ぉ
「タマラ。一体何があったんだ?」
「実は…」
タマラの話によると、古代の浮遊機関を積んだ乗り物”アルビオール初号機”がメジオラ高原に墜落してしまったらしい。
今から救助隊を編成をしようにも、今は戦争が始まろうとしていて兵士はそっちに行っているらしく救助に向かうこともままならないとのこと。
後、何かを期待するような目で俺を見るのはヤメレ爺共がっ!
「…人手が無いなら俺が行く」
「よく言いましたわ、ルーク!それでこそ王家の蒼き血が流れる者ですわ!」
「…ナタリア。王家は関係ないだろ」
「…え?」
ナタリアの疑問に答えず、彼女の頭を撫でてごまかした。
つーか、俺っちレプリカだから偽者だしな。王家ですらない訳で…
そう、ボランティア精神だ。は〜はっはっはっはっ!…失礼。
「イエモン。助けに行く代わりに、二号機を貸してくれ」
「二号機は未完成じゃ」
にゃんだど?
「駆動系に一部足りない部品がある。戦争にあわせて、大半の部品は陸艦製造にまわしてしもうた」
陸艦ねぇ…。
チラっとジェイドを見ると、「やれやれ、しかたありませんねぇ」とでも言いたげな表情が返ってきた。
「んじゃタルタロスを使え。あれも元は陸艦だから必要なモノは取っていいぞ。…浮遊機関を回収する間に二号機を使えるようにしてくれ」
「…部品さえあれば、わし等が命がけで完成させてやるぞい。あと酒盛りの準備もしとくわい」
よし、決定だ。
ただ酒盛りは無理。時間無いからな。
「イオン。ここに残ってタルタロスの案内を頼めるか?」
「はい。ルークも気をつけてくださいね」
「…ういうい」
という事で、アルビオール初号機が墜落した場所に向かうことになった。
…
「あれがそうね」
墜落現場に到着すると、今にも崩れ落ちそうな場所にあるアルビオールがあった。
両側からランチャーを使ってアンカーを打ち込み固定する。
すぐに操縦士のギンジを救出、浮遊機関の回収をした。
「助けてくださって、ありがとうございます」
ギンジに怪我は無く、浮遊機関も問題ないようだ。
さて、あとは…
「コレをどうにかしないとな…」
「わ〜♪おっき〜♪」
目の前には雄叫びを上げる一匹の魔物。
妙に強そうな気がしないことも無い。
いや、気のせいだろう。戦闘ランクを一番楽なのに変えといたから(ぁ
「ルーク」
「何だジェイド」
「今回もアンノウンです」
「フザケンナ」
また勝手に設定イジリやがったな!?
アンノウンは敵が固いんだよ!ボスとかマジで硬いんだよ!
こっちの攻撃が一発あたり10程度しかダメージ無いんだよっ!
それに、なにより…
「うーむ」
「どうしたルーク?」
「…ガイ、実は」
「ど、どうした…?」
「武器が無い」
『は?』
全員の声が重なった。
「待ってくれルーク。なにを言ってるんだ?」
「俺が使ってた武器、あれはシンクの肩に刺さったまま持って行かれた」
『…』
あぁ、沈黙が痛い。
「役立たず、ですわ」
ナタリアさん。きついっすねぇ(泣
ちきしょう、こうなったら…っ!
「どうせ俺は役立たずさ…」
「あ、イジケた」
アニスの声が聞こえないこともなかったがスルー。
どうせ、俺なんて…。
俺が闇の字を地面に書いてるとき、隣からは戦闘音が激しさをましていた。
「ぅわっ!硬っ」
「アニス!攻撃力も半端じゃねぇ。気をつけろ!」
前衛の二人は苦戦中のようだ。ナタリアの矢も魔物の皮膚にはじかれるばかりだ。
ジェイド、ティアの後衛の譜術もいまいち効き目が無い。
…さすが、アンノウンだな(ぁ
「ご主人さま…」
「ミュウ、俺はいらない子だ」
「そ、それはちがうです「ルーク、バカのことしてないでさっさと戦闘に参加しなさいっ!」…」
哀れミュウ。折角の台詞を遮られたな。
可愛そうなので撫でてやった。
「ジェイド。参加しろとは言うが、役立たずの俺が何をすればいいんだ」
「敵を気を引きつつ攻撃をしてください」
「武器が無いって」
「がんばってください」
うあぁ、理不尽な要求が今ここに(汗
「この前やったあの業。で仕留めましょう」
「…この前?」
はて、この前…この前…、いや、まさか、ねぇ?
「まさか俺に向かって譜術を撃つ気で?」
「その通りです」
その通りです、じゃねぇっ!
「あれは、あの武器があってこそ出来る業だから無理」
「がんばってください」
ひぃ
敵は味方の中に居た(ぁ
「ぬぅ。しょうがないか…」
「ご主人様がやる気出してますのっ」
やる気は無いぞ。
ただ、この状況で俺の出来ること、それは…
「お呼びでないけどじゃじゃじゃじゃーん!」
「ご、ご主人様?」
俺の手の平には一本の缶。
「説明しよう!
この缶の中身は超強力殺虫剤配合のあんまり自然に優しくない謎の液体が入っているのである!
成分はオレンジ色の何かであり、その正体はどの世界に置いても明かされることの無い兵器である!
特に、人的被害は絶大で、コレまでに多くの犠牲者を出したと伝えられている!
本来は食べ物として使うのだが、我がファブレ家はこの悪夢を霧状にする事によって更なる威力を発揮させる事に成功した!
吹きかけられた者は、例外なく『時が見える』と呟きその場に崩れた!
だが、その危険性にも関わらず、死者は出ていない!
一つの仮説ではあるが、コレは毒では無く一種の食べ物ではないだろうか?との声もある!
その真意は定かではない。何故なら、成分は未だ謎に包まれたままなのである!」
おぉっと、説明が長くなったな。
昔、親父から渡された凶悪モンスター撃退用のスプレー缶なんだが、実は使ったことが無い。
…使うのが怖いんだよ。自分も被害が来そうで(ぁ
「行くぞ!ファイナルスプラッシュブリンガー!」
魔物の頭まで飛び上がり、俺に噛み付こうと口をあけてきたそのタイミングで、発射させた!
約3秒。たった3秒だが、効果は絶大だ!
その場に崩れ、のたうち回る魔物。ちょっと可愛そうな気がしたが、下克上の前では無常に切り捨てられた。
「ガイ」
「ど、どうした?」
「試してみるか?」
「ま、まて!よ、寄ってくるな!ってアニス!?どうしてトクナガまで使って俺を羽交い締めにするんだ!」
よし、セット完了。
あとは放出するだけだ。
「バイバイ、二人とも」
『え゙』
再び悪夢が放出された!
ガイは当然として、側に居たアニスも犠牲となった(ぁ
「さて、怪我は無いか?」
「ぅえっ?は、はい。おかげさまで」
ギンジ君。どうしてそんなに怯えているんだ?
俺は君の心配をしてあげているのに…
「んじゃ、話は街に戻ってからにしようぜ」
「そうね、浮遊機関も回収できたし、時間が惜しいわ」
俺は、素早くアニスを抱えあげた。
ジェイドが睨んできたが、気にする必要は無い。
何故なら、ガイを運ぶのは必然的にジェイドなのだから(ぁ
「う〜ん…、あれ?」
「起きたか?」
シェリダンに向かう途中、背負っていたアニスが目を覚ました。
まだ寝ぼけているのか、それとも兵器の副作用なのかは分からないが、ちょっとボーっとしていた。
「あ、浮遊機関を借りにシェリダンに行くんでしたよね〜」
アニスの言葉に、周囲が沈黙した。
浮遊機関は既に回収済み、だがアニスの台詞は…
記憶が跳んでるな(ぁ
他の皆を見ると、『何も言うな、知らないほうが良い事もある』と言っているのが良く分かった。
「って、何でルークにおんぶされてるの!?」
「それはお前が寝てたからだ。時間もないし、起こすのも躊躇われるぐらい可愛い寝顔だったからな」
いい訳としては、嘘だらけだな。
ただ、アニスの寝顔は苦で歪んでいたような気がする(ぉ
「も、もういいよぉ〜」
「ダメだ。どうせシェリダンは直ぐ側だし、ゆっくり寝とけって」
珍しく照れているアニスの顔が見えないのはちょっと残念だ。ただ、横目でチラ〜っと見てくるジェイドが何かむかついた。
結局、アニスはシェリダンまで大人しくおんぶさせられていた。
「お前たちか!マルクト船籍の陸艦で海を渡ってきた非常識な奴らは!」
シェリダンに着くと、兵士に止められた。
何か分からんが、とりあえず敵視されているのはよ〜く分かる。
「む?お前はマルクトの軍人か!?」
ジェイドの姿を見て、兵士が武器を手に取った。
まずいな、このタイミングで面倒ごとはちょっとやっかいだ。
タダでさえ時間が無い、こんな所で時間を喰ってる暇はない。
「とりあえず逃げよっ!」
アニスの声と共に逃走開始!
街の中へと、全員が走り始めた。
「捕まえろ!」
後ろから追っかけてくる兵士に向かってオレンジ色のスプレーを吹き散らしてみた。
近くに居た、街の住人に被害が出てたような気がするが、放置の方向で。
そのまま、イエモン達が居る研究所までダッシュし、中へと転がり込んだ。
「おお!帰ってきおった!」
「悪い、ちょっと遅れた」
イエモンが待ち構えていた様に迎え入れてくれた。
「今アストンが浮遊機関を取り付けとるぞ!」
「そうか、直ぐに飛べるか?」
イエモンに色々と確認していると、ドンドン!と扉を叩く音が聞こえてきた。
「怪しい奴!ここを開けろ!」
どうやらオレンジ色の悪夢に巻き込まれなかった兵士が居たようだ。
「なんの騒ぎだい?」
「キムラスカの兵士に見つかってしまいました」
タマラの言葉に、ジェイドが答えた。
ま、追いかけられる原因がジェイドの格好にあったのは間違いないからな。
「そうか、あんたマルクトの軍人さんだったねぇ」
「この街じゃ、もともとマルクトの陸艦も扱っとるからのぅ。開戦寸前でなければ、咎められる事もないんじゃが…」
イエモンが言うには、普段はそれほど厳しくはないらしい。
戦争か…
「陸艦と言えば、おたくらの陸艦から部品をごっそりいただいたよ。製造中止になった奴もあったんで、技師たちも大助かりさ」
「おかげでタルタロスは航行不能です」
はっ?今何と言ったイオン。
タルタロスが動かなくなるまで部品を取ったのかよ(汗
「でも、アルビオールがちゃんと飛ぶなら、タルタロスは必要ないですよねぇ」
「『ちゃんと飛ぶなら』とはなんじゃ!わしらの夢と希望を乗せたアルビオールはけして墜落なぞせんのだ」
アニスの言葉にアストンが逸早く反応した。
だが、たった今、墜落してたから助けに行ってきたような気がするのは気のせいではないだろう。
「おおーいっ!早くしてくれ!扉が壊される!」
ガイの情けない声に、ようやく話が動き出す。
「アルビオールの二号機は?」
「うむ完成じゃ!二号機の操縦士も準備完了しておるぞ」
よし、直ぐに脱出しよう。
ここに居たら余計な事になりかねないからな。
「よし。外の兵士はこちらで引き受けるぞい。急げ!」
ったく、ジジイの癖に無理をするなぁ。
兵士を相手するのはシンドイだろうに…
「ですが、外の兵はかなり気が立ってますわ。私が名を明かして…アニフルンデフノ!?」
アフォな事を言い出すナタリアの口を塞いでみた(ぁ
つーか、今の状況でそんな事を言って信じてもらえるとでも?
「年寄りを舐めたらいかんぞ!さあ、おまえさんたちは夢の大空へ飛び立つがいい!」
「この先にはいかせんぞいぃ!わしらシェリダンめ組みの名にかけての!」
はは、やっぱこの人たち頼りになるなぁ。
ナタリアを無理やり引っ張りながら「後は後む」と爺さん達に言いながらアルビールに乗り込んだ。
「ルーク!彼等の事を心ではないですの!?」
「ギャーギャー騒ぐなよ。あのジジイ達が簡単にくたばるかっつーの」
身を守る方法ぐらい持ってるんだ。
…空飛ぶ乗り物を作るんだぞ?対兵士用の兵器を持っていてもおかしくねぇんだよ!
「大丈夫だ。安心していい」
「…ルーク」
ナタリアのご機嫌取りに頭を撫でた。
決して誤魔化した訳ではない!
「相変わらず、女性の扱いが上手いですね」
「!…久しいな」
アルビオールの操縦席に座っていた女性が話しかけてきた。
彼女は随分前に会った事がある人物だった。
前は少女と言えたが…、随分と成長したな〜。俺好みに(ぁ
「ルーク、知り合いなのか!?」
ガイ、俺が爺さん達と知り合いなんだから、彼女を知っていても不思議じゃないだろが。
「私は二号機専属操縦士ノエル。初号機操縦士ギンジの妹です。兄に代わって皆さんをセントビナーへお送りします」
「そうか…。ノエル、これから忙しいが、よろしくな」
「はい。こちらこそよろしくお願いします」
新たな仲間(?)ノエルが加わった。
…
「みんな!大丈夫か?」
セントビナーに戻った俺達は、直ぐに残った人たちの回収を始めた。
「おお、あんたたち。この乗り物は…!」
「爺さん、悪いが話は後だ。急いで乗ってくれ」
急かすに急かし、アルビオールへ押し込めるように街の人たちを乗せていった。
…
「助けていただいて感謝しますぞ。しかしセントビナーはどうなってしまうのか…」
爺さんはアルビールから見下ろすように、セントビナーを眺めながら言った。
その顔は暗く、不安がこっちにまで肌を伝わってくる気がした。
「今はまだ浮いてるいけど、このまましばらくすると、マントルに沈むでしょうね…」
「そんな!なんとかならんのか!?」
ティアの言葉に益々顔色が悪くなるマクガヴァンの爺さん。
「ここはホドが崩落した時の状況に似ているわ。その時は結局、一ヵ月後に大陸全体が沈んだそうよ」
説明するのは良いとして…
もう少し爺さんにを労わる様な言葉を掛けろよ、ティア(汗
「ホド…。そうか…。これはホドの復習なんじゃな」
如何にかしてやりたいがな…
流石に超振動で大地を浮かす事は出来ん。
…ベル○ラントでも持って来い!と叫びたくなった(ぁ
「住む所がなくなるのは、可哀想ですの…」
ミュウの言葉には重みがあった。
だが、今回は問題がでか過ぎて、どうにか出来る事なんて俺達にあるものか…
いや、まてよ。セフィロトは?ヴァンがパッセージリングを使って操作したならば、こっちからもどうにか出来るんじゃないか?
…パッセージリングの操作方法をしらんがな(ぁ
「ジェイド。セフィロトを復活させる方法を知っているか?」
「セフィロトですか…。残念ながら知りませんね」
流石にジェイドでも知らないか。
他に詳しいやつは…
「ルーク、ユリアシティに行きましょう」
「ぁん?」
「彼らはセフィロトについて我々より詳しい。セントビナーが崩落しないというスコアが狂った今なら…」
あ、そうか。今なら手を貸してくれるかもしれないって事か。
「ノエル、ユリアシティに向かってくれ」
「はい。では、アルビオールを発信させます」
とりあえず、話をするためにユリアシティを目指した。