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N39 銀杏割り器  (2018. 9. 29)

 今年も、茶碗蒸しでおなじみの銀杏の季節になりました。


 銀杏は紙封筒に入れて電子レンジで”チン”すると、殻が破裂して中から綺麗な翡翠色の実が現れますが、1、2割は破裂せずに殻がそのままで残ってしまいます。

 2枚貝では開かない貝は食べないのが原則ですが、銀杏の場合はペンチ等で割ることになります。



 ところがなかなか上手に割れなくて実を潰してしまうこともあり、この際専用の銀杏割り器を作ることにしました。

 手始めにネットで検索したら、ペンチ型、クランプ型の中に混ざって、ダイソーの木製くるみ割り器を見つけました。 
 もう8年前のものだけど今もあるのかな?

・・・と言うことで、形をほぼコピーして、サイズを銀杏向けに設計しました。
 ”設計”と言うほど大げさなことではありませんが・・・・

 材料はけやきの20mm角材で、長さは200mm、間隔は14mmで、ふたつの支点の一方は固定です。
 丸ノコテーブルで4mmピッチで1mm深さの溝を内側に入れました。

  

 これで頂いた銀杏はひとつの無駄もなく完食です。
 \(^o^)/


 銀杏のミニ知識:

・食べ残した分は、殻のまま冷凍保存しておくと、1年ちかく保存できます。

・栄養価に富み、デンプン、カロテン、ビタミンCなどを含み、カリウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラルも豊富です。

・銀杏は「歳の数以上は食べてはいけない」との言い伝えがあります。
 銀杏中毒というのがあり、特に子供は要注意で、大人でも一度に食べるのは20個程度に抑えておいた方が無難です。

 ・・・・・でも銀杏は酒の肴にも最高で、ついつい食べ過ぎてしまいます!





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